ビデオ編集のプロ用ツールとして定番の「Adobe Premiere Pro」、その新バージョンが「Adobe Premiere Pro CS4」です。 今回は、このAdobe Premiere Pro CS4を、ビギナーユーザーにとってどのようなソフトなのかという視点から レビューしてみました。

ビギナーでも使いやすいインターフェイス

Adobeのビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Pro」は、ポストプロダクションなどビデオ編集ソフトのプロが常用するツールとして知られています。また、一般向けビデオ編集ソフトとしても、中級以上のユーザーに人気があります。

▲「adobe Premiere Pro CS4」のパッケージショット

では、ビデオ編集ソフトのビギナーでは利用できないのかというと、決してそのようなことはありません。とくに、最新バージョンの「Adobe Premiere Pro CS4」(以下「Premiere Pro CS4」と省略)では、ハイビジョン映像を記録する標準フォーマットとして認知されつつあるAVCHD形式に標準対応したことで、ビギナーでも手軽に利用できます。

なお、Premiere Pro CS4で読み込み可能なファイル、出力可能なファイルの一覧を表にまとめましたので、参考にしてください(Premiere Pro CS4で扱えるファイル一覧)。

画面がPremiere Pro CS4のインターフェイスで、前バージョンと大きな変更はありませんが、Premiere Elementsをはじめ、ダーク系で全体がまとめられています。

▲Premiere Pro CS4のインターフェイス。
(1):プロジェクトパネル
(2):ソースモニタなどのグループ
(3):プログラムモニタ
(4):エフェクトパネルなどのグループ
(5):タイムラインウィンドウ
(6):オーディオマスターメータ
(7):ツールパネル


AVCHDの読み込みが簡単

AVCHD形式のハイビジョン映像をはじめ、オーディオデータ、静止画像データなどは、すべて「プロジェクト」パネルに読み込んで管理します。なお、拡張子が「*.MTS」のAVCHD形式ファイルは、ファイルの読み込みダイアログボックスでファイルを選び、「開く」ボタンをクリックすれば、Premiere Pro CS4の「プロジェクト」パネルに読み込むことができます。

▲AVCHD形式のファイルも、ファイルを選んで「開く」ボタンをクリックするだけで読み込める。

 

なお、読み込み時には、AVCHD形式のファイルをパソコンのハードディスク上にコピーしてから読み込むと、後からのファイル整理が楽になります。

●タイムラインで編集

タイムラインウィンドウでは、クリップの再生順を設定したり、またクリップのトリミングなどを行うことができます。また、他の映像クリップやタイトルクリップ、オーディオクリップの合成など、ほとんどの編集作業を、このタイムラインウィンドウで行います。

▲タイムラインウィンドウで、ほとんどの編集作業を行う。

また、オーディオトラックは、5.1chにも標準で対応し、ビデオクリップが5.1chの場合は、音声データは自動的に5.1chのオーディオトラックに配置されます。

▲5.1chに対応したオーディオトラック。