動画撮影・動画編集/デジタルビデオ撮影の基本

デジタルビデオで撮る時の人物の撮影サイズを決める

人物を撮影する場合、見やすいサイズというものがあります。各サイズの特徴を理解し、わかりやすい映像を撮影して下さい。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

基本撮影サイズを使い分ける

人物を撮る場合、ただ漫然と撮るのではなく、その人の動作を撮りたいのか、表情を撮りたいのか、何を撮りたいのかを考えながら、その状況に合わせて「サイズ」を選んでください。これによって、撮られた人が何を言いたいのか、撮った人は何を言いたいのかがわかる、説得力のある映像になります。

その「サイズ」ですが、基本的なサイズとして5つあります。

【クローズアップ】

「クローズアップ」は、目や口元、指、手、足など、体の一部をアップで撮ることをいいます。その部分が持つ性質をダイレクトに伝えることができます。
たとえば、赤ちゃんの手をクローズアップで撮れば、無条件で「かわいい!」ということが伝わってきます。

 

【アップ】

顔の表情を見せたいときに「アップ」を利用します。笑い顔や泣き顔、怒った顔など、表情を捕らえて撮ります。

 

【バストカット】

人物撮影でよく使われるサイズが「バストカット」です。表情もわかり、被写体とも適当な距離があり、親近感を持てる安定したサイズです。

 

【ウエストカット】

自分物の表情と同時に、回りの状況もある程度わかるサイズが「ウエストカット」です。

 

【フルサイズ】

回りの状況を伝えたいときに利用するのが「フルサイズ」です。人物の表情はよくわからないので、バストカットやウエストカットと併用します。

 

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