棒は画像、長さはHTMLで指定
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前回もご紹介しましたが、念のため今回もご紹介しておきます。
棒の部分に右の画像を使用しています。これで、どうやって棒グラフを作成しているのでしょうか?
答えは簡単で、HTMLを使って、画像の高さを変化させているのです。
HTMLで、画像を表示させる際には、img要素(<img>タグ)を用いますね。
例えば、次のように記述します。
<img src="graph.gif" width="10" height="***">
上記の *** の部分に数値を入れることで、その画像の高さを変化させることができます。(数値の単位は「ピクセル」)
※「graph.gif」は画像ファイル名、「width="10"」の部分は横幅(10ピクセル)です。使用する画像ファイル名、表示したい横幅に合わせて書き換えて下さい。
例えば、
<img src="graph.gif" width="10" height="125">
……と記述すれば、高さ 125ピクセルで表示できます。
このように、高さの数値を変えて、必要分だけ列挙すれば、縦向き棒グラフになるわけですね。
ここまでは、前回の復習のようなものです。
さて、では、どうやって列挙すれば、縦向き棒グラフになるでしょうか?
画像をそのまま列挙
試しに、棒グラフ画像をそのまま列挙してみましょう。
<img src="graph.gif" width="10" height="50"> <img src="graph.gif" width="10" height="42"> <img src="graph.gif" width="10" height="47">
すると、次のように表示されます。
確かに、棒グラフに見えますね。 これで何も問題ないように見えます。
もっとたくさん列挙すると、次のような感じになります。
ただ棒を表示するだけで良いなら、これで終わりなのですが、やはりそういうわけにはいきませんね。
各グラフが何を表しているのかラベルが必要でしょう。
例えば、次のような感じです。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
各棒の下側に曜日を加えてみました。
画像の下に文字を表示
このように、グラフの下に文字を表示する必要がありますね。
ここが、横向きの棒グラフと異なる点です。
横向き棒グラフでは、各棒の左側に文字を表示すれば良かったので、ただ、img要素(<img>タグ)の前に文字を書けば問題ありませんでした。しかし、縦向き棒グラフでは、各棒の下側に文字を表示させなければなりません。
さて、これはどうやって実現すれば良いでしょうか?