株式戦略マル秘レポート/西村剛の「統計で勝つトレード」

仕手株は儲かる?(2ページ目)

仕手株とは、企業実態面での裏づけがないまま、マネーゲーム的に株価が吊り上げられる株のこと。50円や100円といった安い株価で買い、短期的に数千円になったところで売って利益を儲けるということが狙われますが、果たしてこの仕手株は本当で利益を得られているのでしょうか?過去の実績から検証してみましょう。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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[バックテストの集計結果]
勝率: 38.07 %
勝ち数: 1,177 回
負け数: 1,915 回
引き分け数: 372 回

平均損益(円): -2,432 円  平均損益(率): -0.51 %
平均利益(円): 14,445 円  平均利益(率): 9.66 %
平均損失(円): -13,277 円  平均損失(率): -6.86 %

PF: 0.669 *PF=Profit Factor(総利益/総損失)・・・ 数字が高いほど有効と判断

平均保持日数: 2.40 日
投資すればするほど損が膨らんでいます

投資すればするほど損が膨らんでいます


損益の推移を見ると、投資すればするほど損が膨らむ結果になるのが分かるでしょう。
出来高とは分かりやすく例えると“注目度”です。一時的なニュースや憶測などで100円以下の銘柄で出来高が急増し、慌てて買っても損する可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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