法事・法要の手順/法事・法要の手順

法事・法要の案内と準備(2ページ目)

法事・法要を行う際は、寺院を連絡をとり日時を確定し、参列者に招待状を送ります。自宅で法事を行う人は少なくなっています。

吉川 美津子

執筆者:吉川 美津子

葬儀・葬式・お墓ガイド

法要の案内状を送る

法要の案内状は、できれば1ヶ月前、少なくとも2~3週間前には先方に到着するように送りたいものです。その際に返信用はがきの同封も忘れずに。平服でかまわない場合はその旨も加えておきます。

■年忌法要の文例
拝啓 ○○候、 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
(故人にまつわるエピソードを添える場合はここに)
来る○月○日は、亡き○○○○(俗名)、○○(戒名・法名)の○回忌にあたりますので、次のとおり法要を営みたく存じます。
ご多忙中誠に恐縮に存じますが、お集まりいただいますようご案内申し上げます。 敬具



日時  平成○年○月○日 午前○時より
法要  ○○○○(場所・住所)
お斎  ○○○○(場所・住所)

お手数ではございますが、同封の葉書にて、○月○日までにご返信にてご都合をお知らせください。

年忌法要が重なるときはどうする?

1年の間に二つ以上の年忌法要が重なったときは、回忌の近い他の故人と一緒に法事を行うこともあります。これを「併修(へいしゅう)」もしくは「合斎(がっさい)」といいます。併修を行うときは、回忌の数が少ない方の祥月命日(参照:「法事・法要の意味」)にあわせることが多いようですが、最近は季節柄や交通事情(交通機関の割引設定日)などを考慮して行う人も増えてきました。ただし、七回忌くらいまでは併修は避けたほうがよいでしょう。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます