旧東海道の面影を色濃く残す茶屋
江戸時代、東海道で最大の難所とされていた箱根越え。旧街道を中心に今でも、当時の面影を残す茶屋が見受けられます。なかには江戸時代から脈々と続く老舗の茶屋も! 苦難の道を歩んだ先人達に思いを馳せながら、ひと休みするのも一興です。■甘酒茶屋(旧街道)
400年以上の歴史をもつ茶屋。杵でつき備長炭で焼いた餅や、砂糖を使わず麹の甘さを生かした甘酒など、昔と変わらぬ素朴な味を提供し続けています。2009年4月にリニューアルオープンし、創業当時を思わせる茅葺き屋根に。江戸時代の風情を堪能したいもの。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町畑宿二子山395-1
■御番所茶屋(元箱根)
2007年に完全復元された、箱根関所の脇にある茶屋。外に用意された毛氈の敷かれた席に座り、一服できます。目の前に広がるのは雄大な芦ノ湖! 温かな甘酒を片手に、みたらし団子や草餅団子、味噌おでんを食べれば、疲れた体にパワーが漲るでしょう。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町箱根6-3