箱根火山の凄まじさを今に伝える、大涌谷

大涌谷
白い水蒸気を噴き上げる大涌谷の風景
強羅から、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイを乗り継ぎ、約17分で到着する大涌谷。ここは約3000年前、箱根最高峰の神山が箱根火山最後の水蒸気爆発を起こした爆裂口です。赤茶けた山肌から、火山性の白い水蒸気を噴き上げる様子は、箱根を象徴する風景のひとつ。この蒸気は大涌谷温泉の造成に利用されていて、仙石原や強羅などに供給されています。

江戸時代までは地獄谷と呼ばれて恐れられてきましたが、近年は独特の景観を生かした散策コースが設けられていて、噴煙の様子を間近に眺めることができます。入口付近には、弘法大師が刻んだと伝わる延命地蔵を祀る「大涌谷延命地蔵尊」も設けられています。晴れた日には、富士山を望むビュースポットに。ここに来たら、ぜひ食べておきたいのが、名物・黒たまごです。大涌谷特有の酸性熱泥で茹でた玉子で、1個食べると7年寿命が伸びるとか。散策途中の腹ごなしにはピッタリのサイズです(5個入り500円)。

【関連サイト】
大涌谷観光センター

・大涌谷へのアクセス:箱根ロープウェイ大涌谷駅下車

「金太郎」伝説の残る、名湯・姥子温泉

大涌谷姥子自然探勝歩道
うっそうとした碧に覆われた大涌谷姥子自然探勝歩道
大涌谷から箱根ロープウェイでひと駅約9分の姥子は、童話「金太郎」に登場する坂田金時と山姥とのエピソードに由来すると言われるほど、古くからある温泉地で、江戸時代にはすでに存在していた記述が残っています。現在でも自然湧出する温泉が使用されていて、豊富な湯量を誇っています。

姥子から大涌谷へは、約1kmの自然探勝歩道が設けられているので、森林浴を楽しみながら大涌谷から歩いて向かうのもおすすめです。

・姥子へのアクセス:箱根ロープウェイ姥子駅下車