東京外国語大学の入試内容
センター試験は、国語(100点)、地理歴史(50点)、公民または理科(50点)、数学1A(50点)、外国語(200点)で450点。2次試験は2教科で、外国語150分(英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語の中から1科目を選択。100点)、地理歴史60分(300点)となっている。以上、センター試験と2次試験の合計、850点で合否が決められる。2009度の合格倍率(受験者数÷合格者数)は、前期で平均2.6倍、後期で2.9倍。前年度に倍率が低かった専攻課程に受験生が集中する傾向があり、欧米関連の言語より、東南アジア系の言語の倍率があがったりする。
東京外国語大学の入試英語
2次試験の外国語では、ほとんどの受験生が英語を選択するだろう。この300点の比重が大きい。その難解さは、東京大学とはまた違ったものだ。英語の問題の数は全部で、6問ある。- 記述総合問題 60点
- 長文空所補充問題 50点
- 長文に文を選んで挿入する問題 40点
- 自由英作文 80点
- ヒヤリング 45点
- ヒヤリング 25点
指導した中では、特に4番の自由英作文が問題だろう。配点も高く、難易度も高い。英語が文法的に問題なく書けるだけではなく、自分の意見も求められているからだ。論理的な英文の書き方を練習する必要があり、添削は必須。模範解答例は東京外国語大学HPに掲載されているので、必ず参照してほしい。