そもそも「外国語学部」とは何か?
様々な外国語を実践的に学べる場所としての東京外国語大学の果たす役割は年々大きくなっている。また、実践的な語学力を持つ卒業生に対する企業からの期待も大きい
「本学では、ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニア、アジア、アフリカと世界のほぼすべての地域にわたって、言語学、言語教育学、文学、歴史学、哲学・思想、文化人類学、社会学、政治学、経済学などさまざまな学問分野のすぐれた専門家が協働して教育と研究にあたっている。その意味で、単科大学ではありながら、学際性と総合性をきわめて密度の高い形で実現している。地球社会化時代にあって、本学は教育と研究の両面においてこの独自性を最大限に発揮し、地球社会化時代の未来を拓く教育研究の拠点大学をめざす」
以上のように記されており、東京外国語大学の語学科は7課程26専攻で、世界の様々な言語を扱っている。
- 英語
- ドイツ語
- フランス語
- イタリア語
- スペイン語
- ポルトガル語
- ロシア語
- ポーランド語
- チェコ語
- 中国語
- 朝鮮語
- モンゴル語
- インドネシア語
- マレーシア語
- フィリピン語
- タイ語
- ラオス語
- ベトナム語
- カンボジア語
- ビルマ語
- ウルドゥー語
- ヒンディー語
- アラビア語
- ペルシャ語
- トルコ語
- 日本語
これを見ればわかるように、一般的な大学では西欧圏主体の言語(英語、ドイツ語、フランス語、ドイツ語など)を扱うが、東京外国語大学では、普通扱わないような世界の地域の言語まで扱っている。ただし、大阪大学外国語学部(旧大阪外国語大学)にあるスワヒリ語専攻は、東京外国語大学では設置されていない。