ボンネット型に乗ってみる
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発車まで20分以上停車するので、車両を観察するには充分な時間がある
発車間際になると、大勢のサラリーマンが乗ってきて、ほとんどの2人掛けのシートは埋まってしまう。
といっても見ず知らずの人同士が相席になることはない程度の混み方だ。

ボンネット型先頭車クハ489の車内。元特急形だけあって、さすがにゆったりしている
先を走る普通電車を追い抜けないので、スピードはそれほど出さない。もう少し速くてもいいと思うが、老体だから体をいたわりながら金沢へ向けて一晩走る前のウォーミングアップといったところだろうか。大宮、上尾、桶川、北本と少しずつ帰宅客を降ろしながら50分かけて終点の鴻巣に到着した。
鴻巣では充分休むまもなく10分ほどで上野へ回送となる。戻ると、今度は21時03分発「ホームライナー古河3号」として東北本線を往復。昭和の高度成長時に活躍した同期の「企業戦士」同様、老いても本当に働き者だ。引退には惜しみない拍手を送りたい。
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鴻巣では、ゆっくり休むまもなく上野へ回送され、次の仕事をこなす