賛否両論（恵比寿）(3ページ目)

最も感激した一品！

「梅と帆立の茶碗蒸し」。

「梅と帆立の茶碗蒸し」は、この日最も感激した一品。生地は限りなくとろ～としていて、ぎりぎり形を保っている感じ。中には、梅干しと帆立がゴロゴロっと入っています。とても儚い一品なのですが、上にかけられているオクラ（すり流し）の粘りによって、おいしい余韻が引きとめられているのです。

8,400円コースには肉料理がつきます！

「牛舌のやわらか煮」。

「牛舌のやわらか煮」は、ありえないくらいにやわらかくて、肉の旨み、香りもしっかりと残っているのが印象的。七味を程よく効かせた和風あんが、さらにそのおいしさを後押ししています。ほのかな柑橘の酸味も◎。器は小さめですが、実際は分厚い牛舌が1枚分は入っていますよ。

「いぶりがっこ」。

「いぶりがっこ」は、マスカルポーネチーズと合わせてあって、黒胡椒のシャープな辛みがアクセント。いぶりがっこ単体で食べるよりも明らかに美味ですね。

「新牛蒡とじゃこの土鍋御飯」。

「新牛蒡とじゃこの土鍋御飯」は、炊き方が申し分ないくらいいいですね！　シンプルですが、牛蒡、じゃこ、胡麻の香りがとても素朴で、毎日食べたい味わいです。

デザートはお好きなだけ！

「大葉シャーベット」。

「デザート」は、5種類ほどの中から好きなだけ選べます。この日は、「とり将プリン」、「きなこアイス」、「大葉シャーベット」、「グレープフルーツ　カンパリゼリーがけ」、「小豆のカステラ　まっ茶ソース」の5種類。全部いただきましたが、一番のお気に入りは「大葉シャーベット」でしょうか。大葉の香りが嫌味なくしっかりと香り、キレのある甘みも◎。食事の最後にもふさわしい一品でしたね。

とにかくコストパフォーマンスは文句なしなので、若い女性2人組のお客さんも珍しくありません。日本料理の素晴らしさを気軽に体感できる、入門編のお店だとも言えるでしょう。


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＜店データ＞
■賛否両論
所在地：東京都渋谷区恵比寿2-14-4　大田ビル1F
TEL：03-3440-5572
営業時間：18:00～25:00L.O.
定休日：日曜日、祝日
JR山手線・東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩12分。
地図：Yahoo!地図情報
HP：賛否両論