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夜空に咲く華、花火!花火事典(2ページ目)

花火の季節ですね。「わぁーきれい!」大きな二尺玉や三尺玉、柳の連発など思わず歓喜の声が出てしまいます。ではこれを「今の消え口なんて最高だね!」なんて言ってみると。周りの人の見る目が変わるかも!

執筆者:橋 道裕



菊や牡丹ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。花火大会ではプログラムを配布しているところもありますので、見てみると面白いかもしれません。種類と打ち上げ方を知っているだけでまた一味違った楽しみ方が味わえます。

花火の種類


まず種類の説明の前に、

花火玉の中に詰められ、開火時に花弁を作るメインの火薬のこと。みなさんが「綺麗だねー!」と言っているのはこれのこと。英語ではそのままでstarです。

割物(わりもの)
上空で開いた瞬間、玉殻が粉砕され、球状に勢い良く開く種類のこと。日本花火の代表です。玉の中心から星が尾を引いて広がって行く「菊」や、尾を引かず最初から色の炎を出して丸く光る「牡丹」などがあります。

ポカ物
玉が上空に達した時、その名のとおり、ポカッと2つに割れて、中の星を放出する種類のこと。放出するものにより色々細工ができます。

花火の鑑賞ポイント(用語)


座り
発射された玉が昇り詰め、落ちる瞬間の停止するところ。美しい花火となるための重要なポイントであり、この瞬間に開かないと華麗な球形にはなりません。

割り口
玉が座ったところで点火し、一斉に飛び散る瞬間のこと。全ての星に同時に点火され均等に飛び散るのが美しいとされています。


玉が開いた時の形のこと。均整の取れた美しい球形に見えるか、開いた時の直径が大きいかが良い花火のポイント。

消え口
開いた星が消える瞬間のこと。全ての星があたかも吹き消されたかの様に同時に消えるのが、良い花火と言われています。あえて時間差や再度光り直すなどの細工をしているものもあります。


さぁ~、これで「今の少しが歪んでたね。」とか、「今の消え口いいねー!」なんてすっかり通ぶれること請け合いです。


身近な花火ですが、意外に知らないことばかりではなかったでしょうか。まだまだ色々あります。「花束」って何でしょう?世界一の日本の花火についてもう少し知りたい場合は、日本にすばらしいサイトがあります。

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