恋愛は、はじめから運命に定められている?!
「運命なんて関係ない」と思っていたけれど、さまざまな経験をつむと「あながち無視できない」と思うようになるもの。あなたは恋の運命論をどうとらえる? |
やはり、どれだけもがいても抗っても出会ってしまう人はいるし、結ばれない人はいる。
付き合った男が予想外のとんでもダメンズで、それをキッカケに人生が変わっちゃうことだってある。だから、大人の女も運命を知りたいと思う。すがりつくのではなく、それを知る対処療法のようなモノとして。
バラート・クラーラ。ハンガリーでは誰もが知る霊能者の彼女は、いわば、日本でいう江原啓之さん的な存在だ。その絶大なパワーで地元の犯罪捜査に協力しているうちに、日本のテレビ番組に見出された。『テレビのチカラ』(テレビ朝日)では行方不明者を見つけ出し、タレント・乙葉の結婚を事前にズバリと言い当てるなど、その驚異のパワーが話題の的に。先日も、『こたえてチョーダイ!』に出演して、恋愛に恵まれない30代女性たちの問題点をズバリと言い当てていた。週刊誌から女性誌まであらゆるところで注目を浴びている。
そんな彼女に聞いてみたい。恋の運命とは本当にあるのか? もし、運命があるならば、どうすれば、その運命を受け入れて、いい恋愛につなげることができるのだろう?
2月某日、彼女が滞在するホテルの一室で会うことができた。小柄でふくよかな彼女は、不思議な深みのある優しい空気をたたえていて、妖精みたいにも見えるし、すべてを打ち明けてしまいたくなるような母親的な雰囲気もある。
まずは、私自身を軽く見てもらうことに。生年月日と名前を告げると、その文字を見つめながら、霊視を開始するクラーラ。文字を媒介にして、その人の過去→現在→未来の順番で、映像が浮かんでくる。シルエットのようにぼんやりと浮かぶこともあれば、もう少し、ハッキリと見えてくることもあるのだという。さっそく相談してみることに。
「恋愛はしているものの、これだと思う運命の恋愛は紡げていない気がする」。そう言うと……クラーラの第一声。
「今までのあなたはキャリアがいちばんだったでしょう?」
自分でもうっすらとは気づいてたことだけど、会ったとたんに分かるもの?
「それと、○年ほど前に長い恋愛が終って、その傷がいまだに少し恋愛に暗い陰を落としている」
自分でも意識の外へと追いやろうとしていた過去を、あまりにもズバリと言い当てられて唖然としてしまった。これほどのズバリ感は、江原(啓之)さん以来のこと(ガイドは、数年前、大ブレイクする前の江原さんの雑誌連載を担当していた縁で、少しだけ見てもらったことがある)。
「今年は成功を収めますが、それは仕事面ですね。仕事でさらなる成功を手にします……」とクラーラ。仕事で向いている分野、方向性、賭けに出るタイミングなど次々と教えてくれる。
「とてもうれしいけれど、仕事じゃなくて、今日は恋愛のことを聞きたかったんだけど!」とツッコムと、「あら!」という顔で微笑むクラーラ。
やっぱり、私って仕事運だけは持ってるんだなと我ながら納得。でも、仕事は自分でどうにかできるって知っている。気がつけば、働き者の30女にとって、仕事はがんばれば、がんばった分のことが返ってくる生きがいだ。どんなに頑張ってもあがいても、何とかならない時もあるけれど、それなら割り切って、自らギア&シフトチェンジするまでのことだ。
でも恋愛は? 自分ひとりの問題じゃないから……悩む。
私自身の過去の問題点を言い当てられながら、結婚の時期や詳細までじっくり聞いた後に、あの質問をした。「恋愛は運命が決めるものなの?」
その答は、次のページで!