死亡保障を定期保険で上乗せする
子どもが困らないように、きちんと死亡保障を確保しましょう。
事例
Aさん(35歳)は、7歳と5歳の子どもがいます。亡くなった夫は会社員でした。Aさんは、現在、自分に万一のことがあったときに、子どもの養育資金を確保する意味で、500万円の定期保険に加入しています。残りの保障期間は10年です。
見直し方
このケースは、現在、加入している定期保険はそのままで、不足分の1000万円を上乗せします。保障期間は、末の子どもが20歳になるまでの15年満期でいいでしょう。この見直しをすると、末の子どもが15歳になると500万円分は満期になって消滅しますが、それはそれでよしと考えて。
もしAさんが自営・自由業の妻で保険金額は2000万円程度をカバーする必要がある場合は、月12万円・20年満期の収入保障保険に入り直すといいでしょう。
最近は、子連れ再婚が増えています。再婚したらお金を取り巻く環境が変わるので、あなたの保険はもちろんですが、新たな夫の保険の見直しも必要です。
なお、医療保障は、現状維持でいいでしょう。というのは、シングルマザーは、末の子どもが18歳になった年度末までは医療費の助成があるからです。