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銀行口座で株取引オトク?

銀行と証券会社の連携が進んでいます。ぜひとも活用したいのが、銀行のネット取引経由で証券口座の開設や株式の売買ができる金融商品仲介。ソニー銀行と住信SBIネット銀行の場合を紹介します。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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ソニー銀行100%出資のソニーバンク証券で株取引

ネットバンキングから株の売買ができます。

ネットバンキングから株の売買ができます。

 
ソニー銀行は、顧客向けの証券会社として2007年にソニーバンク証券を設立しました。ソニー銀行のサービスサイトMONEYKitでソニーバンク証券の口座開設ができ、株式、ETF、REITの売買ができます。しかも取引の代金はソニー銀行の普通預金口座から自動的に振替える「資金スイープサービス」が設定されていますから、わざわざ銀行口座から証券口座に自分でお金を移す手間が省けます。振込手数料もかかりません。

ソニーバンク証券の口座管理料は無料で、売買手数料は、株式、ETF、REITいずれも1約定につき80万円までなら840円、80万円超は約定代金の0.105%と割安です。

金利の高い預金から自動的に振替える住信SBIネット銀行
 

住信SBIネット銀行は、同じSBIグループのSBI証券と提携しています。住信SBIネット銀行のサイトでSBI証券の口座開設ができ、SBI証券は、株式、債券、投資信託、FXなど幅広い商品を取り扱っています。取引とお金の流れとしては、まずネットバンキングにより住信SBIネット銀行内で、普通預金からハイブリッドTM普通預金に投資資金を振替えておきます。振替手数料は不要。住信SBIネット銀行のサイトからオートログインでSBI証券のサイトに移動し、株などを買うと、ハイブリッドTM普通預金から自動的に出金して代金に当てられます。逆にSBI証券で株などを売ると、自動的にハイブリッドTM普通預金に入金されます。

ハイブリッドTM普通預金は、普通預金よりも金利が高く、毎月利息を受取れる仕組み。実際の売買までは、金利の高い預金として利用できるわけです。ちなみに、普通預金は0.06%、ハイブリッドTM普通預金は0.11%。参考までに都銀の1年定期は0.07~0.09%です(2010年1月6日現在)。

SBI証券の口座管理料は無料で、売買手数料は、株式なら1注文100万円まで639円(スタンダードプランの場合)と割安です。(売買手数料は消費税込。)
 

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