恋愛/不倫

不倫のリスクや代償……それでもあなたは不倫をしますか?

不倫にはリスクや代償が付きもの。あなたの周りで不倫をしている人はいますか? 不倫の末にハッピーな結果を得た人は、一体どの位いるのでしょうか? 今回は不倫という1つの恋愛パターンを通して幸せになれるのかを探ってみましょう。

久野 浩司

執筆者:久野 浩司

恋愛ガイド

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<目次>

不倫にリスクや代償

不倫にリスクや代償

奥さんや帰る場所ありきの「余裕」が、かっこよく見せているだけかも……

あなたの周りで不倫をしている人はいますか? もしくはあなたがまさに不倫の渦中にいますか?

既婚男性は、一度結婚して1人の女性に認められている自信が無意識に働き「ダメでも構わないけど、付き合う?」といった余裕のスタンスで口説いてくるので結果的に既婚男性が男らしく見える錯覚をおこすのかも知れません。

彼が独身だったら付き合うことはないだろうなと思う人であっても、実際に女性から見ても奥さんがいるというだけで、ちょっとした安心感であったり、信用度合いが増すものだったりします。
 

既婚男性の心の内と口説き文句

本来はモラルあるべき既婚男性も、所詮は男の悲しい性。1枚皮を剥けば、女性に対してすぐに口説きたい根っからのオンナ好きだったり、自らの結婚生活で満たされない気持ちから、女性を口説くことや付き合うことで穴埋めしようとしているだけのこともあります。

特にそんな男性の場合は、女性に対して平気で歯の浮くようなセリフで惑わせたり、アプローチする時の言葉として「今は家庭がうまくいってないんだ…」とか、付き合ってからも「近いうちに離婚するから、そしたら絶対に一緒になろう」などを簡単に言ってきます。そんなオトコに限って「家庭」と「恋愛」を全く別物に考えています。

あなたが知らぬ間に相手を本当に好きになって、頑張ってカレを奪おうとしても、それはあくまでも「恋愛」だけでの勝負であって、「家庭の絆」に勝てないことは往々にしてあります。だからこそきちんと冷静に見極めることを心がけて下さい。
 

ダブル不倫の代償

愛した女性や、子供を捨ててまで、恋愛に溺れる男性をどう思いますか?

愛した女性や、子供を捨ててまで、恋愛に溺れる男性をどう思いますか?

ある日、後輩が仕事を辞めることになったという報告メールが届きました。今年に入ってその彼の退職理由が社内不倫でクビに近いカタチで辞めざる得なかったという話を聞いてビックリしました。

その彼のケースは同じ会社の部下で、しかも女性側も結婚しているダブル不倫。結果的にその不倫相手のダンナさんが激怒して会社を訴えるという動きになって初めてコトの重大さに気付いたということでした。彼自身は大手旅行会社の支店長として頑張っていて、いわゆる出世頭。もちろん奥さん、そしてまだ小さい子供が2人もいるのです。会社を辞めて、さらに離婚に向けての話し合いが始まりました。
 

愛しているからではなく、寂しかったから

そもそもの不倫の原因は何だったのかを尋ねると、奥さんの中心が子育てになったことで淋しかったから、身近な彼女へちょっかいを出してしまったとか。最初は彼もダブル不倫というシチュエーションに酔っていたところもあり、ほんの少しの遊び心から始まったのでした。

もちろん自分が蒔いた種とは言え、この1件で当事者でない多くの人を巻き込んでしまったことが一番、精神的に苦しかったようです。彼自身も最後は半分鬱の状態にもなり、夜も寝れない日々が続いたようです。

結果的に寛大な奥さんが離婚はせずにとりあえずは子供のために許してくれたので、今は心から反省して幸せを取り戻しつつあるとのコトでした。ただ職場を辞めなくてはいけなかったり、相手の家庭は離婚。子供もそんな父親の様子を幼いながら見てしまった…など1つの寂しさから始まった恋愛としてはとてつもない高い代償を支払うことになったには変わりありません。
                            

それでもあなたは不倫しますか?

外では悪口を言っても、実際は愛に溢れた家庭……なんてことも少なくありません。「愛のある悪口」というものもあるんです

外では悪口を言っても、実際は愛に溢れた家庭……なんてことも少なくありません。「愛のある悪口」というものもあるんです

さて、既婚男性の魅力と実例を見てきて、それでも不倫の恋に落ちてみたいと思いますか?

あなたは結婚を誓った一人の女性すら満足に幸せにできないオトコをどう思いますか? 他人に平気で奥さんの悪口や家庭の愚痴を言うのはオトコとして単純にカッコ悪いと思いませんか?

それでも不倫にはまってしまう場合はあなたの心の中にも大きなスキマがあるのかも知れません。恋愛に対して依存気質があったり、人のものが欲しくなってしまう心の穴があったり……。

最終的に不倫で結ばれなかったカップルの場合、先の実例のように男性は社会的な責任を負わされたり、家庭の崩壊のリスク。女性の場合はもっと恐いのが万が一に妊娠してしまった場合に受ける心のダメージと身体的な負担は計り知れません。

不倫はひとつの恋愛のカタチではありますが、これだけのリスクを伴うことをもう一度、きちんと考えてみることが、あなたを幸せにする近道なのかも知れません。

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