野菜の彩りが美しい「CORSA風ぶた丼」(850円) |
イタリアンをベースに
Caffe CORSAのキッチンで腕をふるうのは、棚橋さんの高校時代の友人で、イタリアンで修業したシェフ。メニューにはイタリアンをベースに、何種類ものパスタ、丼もの、お肉や鮮魚の一品料理など、しっかり食欲と栄養を満たしてくれるお料理が並んでいます。
写真上は彩りも美しい「CORSA風ぶた丼」。豚バラ肉にマスタード、バター、白ワインのソースをからめて、挽きたての胡椒の香りを効かせた一皿。ズッキーニやパプリカ、長イモなどの野菜が、風味と歯触りのヴァラエティを添えています。11:00~15:00のランチタイムにはドリンク付きで980円、18時からのディナータイムには単品850円でいただけます。
(左)エスプレッソはイタリアのBoncaffe Bondolfi |
軽い夕食に「バターパルミジャーノ」(850円)をいただきました。私は白のグラスワインとともに楽しみましたが、お店の自慢は日本やイタリアの銘柄を揃えたビール。この冬のおすすめは川越の地ビール、COEDOだそう。伽羅、瑠璃、漆黒…などネーミングも美しいCOEDOはビスルナーからラガーまで6種類。
食後のおいしいエスプレッソ(350円)はイタリア・ローマの老舗ボンドルフィの豆を抽出しています。ユーモラスな顔の描かれたデミタスカップや砂糖も、このボンドルフィ社のもの。
「あれこれ飲み比べた中で、ボンドルフィの豆が最も飲みやすかったんです。この豆はミルクとの相性が良いので、ラテにしてもおいしいですよ」
「一人でいらっしゃるお客さまを大切にしたいと思っています」という棚橋さんの言葉通り、スタッフがさりげなく気を配ってくれるおかげで、読書も仕事ものんびり、かつ快適。ここで友人と待ち合わせをして、遊びの相談をするのも楽しそう。
CORSAのようなお店に出会うと、カフェは都市生活の必需品だと、あらためて気づかされるのです。