喫茶店ダンテの写真

1965年創業の名曲喫茶

「コーヒーロッジ」と冠したダンテは、昭和の名残りが色濃くたちこめる喫茶店。60年代の喫茶店の主流だった山小屋を連想させる内装は、開店から40年以上を経てもほとんど変化していません。
ただそれだけなら、懐かしい(平成生まれの人々にとっては新鮮?)で終わってしまうところですが、ダンテの魅力は2000年代の街角の憩いの場所として、現在もいきいきと機能していることにあります。

右の写真はカウンター奥のコーヒーカップが並ぶ棚に貼られていたイタリア・フィレンツェ「ダンテの家博物館」の入場チケット。喫茶店ダンテのオーナー、吹田(すいた)さんが訪れたときの記念だそう。

こちらは古いバージョンですが、すぐ横にはリニューアルされたあとの新しいチケットが。お店もそのようにして目立たない刷新を続けてきたようです。
喫茶店ダンテの写真

音楽とコーヒーのある空間

喫茶店ダンテの写真

かつて音楽の道を志していたオーナーの吹田守弘さん。英語教師だった父親がコーヒーを愛飲しており、吹田さんも子ども時代からコーヒーの味になじんでいたこと、手元にクラシック音楽のレコードが多数揃っていたことから、学生時代に喫茶店を開業しました。

「昔はレコードのリクエストを受けていたんですが、現在では受けつけていません」と吹田さん。その理由を尋ねると…。

▼一見客と常連客