「カフェは世の中に“何か”を提案するもの」というエビサワさんと、cafe RASHIKUのオーナー、ナミカワさんが出会ったのは、廃校となった池尻中学校の校舎を再生して話題を呼ぶ世田谷ものづくり学校でおこなわれているスクーリング・パッド

ナミカワさんはスクーリング・パッド卒業後に渋谷、中目黒に飲食店を開き、それぞれを成功させていますが、エビサワさんとの出会いによって、新たにカフェの魅力に開眼することになりました。

「エビサワさんのカフェを見て、これだけ人を魅了するのは何だろう、と考えるようになったのです。飲食業のプロほど、カフェなんて経営を続けていけるのかと疑問を投げかけてくるけれど、エビサワさんの店はしっかりしたビジネスが成り立っているし、スタッフもお客さまも集まってくる」

そんなナミカワさんがcafe RASHIKUで大切にしているのは、「通常の飲食店であれば、いかにお客さまの回転率を上げるかを視野に入れますが、カフェはそうじゃない。いかに居心地よく過ごしていただけるか、その空間づくりを重視しています」

大きなソファに身を沈め、コーヒーやお酒を囲んで談笑できるスペース。食事しやすい高さのテーブルと椅子が並ぶスペース。自然で目配りのきいた接客。そんな居心地よさが実現している空間は、早くも地元の老若男女の支持を集めているようです。なにしろ、最初に私がcafe RASHIKUを訪れたとき、店内にいたすべてのお客さまがリピーターの方々だったのです。

▼お料理は有名イタリアンで活躍したシェフが担当