雑貨とカフェ、La Capi
人の流れに混じって歩いているうちに、私の手にはあれよあれよというまに屋台の生ビール! ホテル製カレー! 焼きホタテ! おじいちゃんがあぶっている固焼きせんべい!
すっかり満足して、そろそろ帰ろうと雑踏を離れ、なにげなく商店街の角を曲がったら、小さなカフェの看板をみつけたのです。それがLa
Capiでした。新馬場にカフェが? あまりの意外さに、階段をのぼってみずにはいられませんでした。
3階建ての一軒家の、テラスのある2階部分がカフェになっています。ドアを開けると、窓際のテーブルでクウネルのページをめくる男性のお客さまがひとり。店内は白壁と木のナチュラルなインテリアです。
林檎のタルト(\350)とコーヒー(\350)を注文し、ディスプレイされている麻の手提げ、アクセサリーなどたくさんの手作り雑貨を眺めて楽しみました。手提げが飾られているのは植物の蔓のようなもの。カフェの雰囲気とよく合っています。
タルトとコーヒーを運んできた女性に訊ねてみると、ご家族での経営で、スイーツと雑貨の一部は彼女が、コーヒーはお父さまが、雑貨の一部はお母さまが作っているとのこと。木製の雑貨もお父さまの作品でした。