この夏、青梅が懐かしい飲みものの聖地となる!
この本は清涼飲料水評論家・清水りょうこさんが、20世紀末のソフトドリンクについて紹介している本です。清水さんは十数年来の飲料趣味での友人であり、出版業界における先輩です。この本の編集にあたって、私も画像やコメントを提供いたしました。
そしてこのたび、東京都青梅市の『昭和レトロ商品博物館』におきまして、懐かしのソフトドリンクを展示する展覧会『なつジュー。20世紀飲料博覧會展』が開催されました。お盆休みを利用しまして、会場の取材を行いましたので、紹介したいと思います。
向かって左隣は『青梅赤塚不二夫会館』です。こちらも見ごたえがあります。
実は大事な缶ですので、さわって凹ませないでくださいね。
展示品-歴史的コレクション
五十嵐さんはかつて地サイダーの工場を経営しており、回収した各地のサイダーびんのラベルを集めていらっしゃったそうです。
現存しないメーカーのラベルも多数あるとのことです。
ヨーロッパ全土から収集した、骨董的価値のあるラムネびんが多数展示されています。通常はまるはらの工場に展示されており、今回の展覧会終了後は再び工場に展示されるそうです。
もちろん、ビールメーカーのように大量に栓を打つところではオートメーションで行いますが、小さなメーカーでは、手動で打栓を行っていたところもありました。
清酒の通い袋は今でもよく見ますが、サイダーの商品名が入った通い袋は初めて見ました。
どうしてこんなに大量にサイダーがあるのかは次のページで。