味覚…ハイブリッドの波が来る~?
今年特筆すべきは、コーヒーをココアやチョコレートと合わせた商品が多く発売されたことでしょうか。ポッカの『ココプレッソ』は明治製菓グループとなったポッカコーポレーションが明治製菓とのコラボレーションとして発売したものと考えることもできますが、伊藤園『チョコ・エスプレッソ』、コカ・コーラ『ジョージア カフェショコラ』なども登場したことを考えると、チョココーヒーは缶コーヒーの一つのジャンルとして成立した(する?)のでしょうか。
また、デザートカフェ用途として、コーヒーゼリー、コーヒーシェイクなども多数発売されました。
容器…大人買い用のキャラクター缶がたくさん
エンボス缶は一段落したようで、多くのメーカーでエンボス缶が採用されました。ただ今年は、容器よりもキャラクターを採用したイラスト缶が多数登場しました。
ポッカコーヒーのキン肉マン缶はオリジナル・ブラック・ゼロカフェ合わせると40種類(!)、UCCのエヴァンゲリオン缶は夏に6種類(劇場版公開記念)、冬に6種類(箱根缶)と計12種類、ジョージアの戦国武将缶は10種類と、大人買いのために設定されたバリエーションとしか思えない数が出ております。
戦国武将缶はいわゆる『歴女』向けに販売されたようなのですが、人気のある武将は品薄だったりしたそうです。新潟市内ではNHK大河ドラマ『天地人』の影響なのか、直江兼続缶の在庫が少なかった気がします。
あと、デザイン的には、伊藤園の『W』が女性に人気があったようです。勤務先の女子職員数名も「おしゃれ♪」と言っておりました。コーヒーショップのタンブラーのイメージのデザインですね。