コンビニグルメ初の酒類紹介
コンビニグルメというと、スナック菓子・カップ麺・ソフトドリンク・弁当・スイーツなどが挙げられますが、2003年9月の規制緩和以降は、酒類も大きなポジションを占めております。以前はソフトドリンクだけだった冷蔵ショーケースも、半分くらいはビールや発泡酒などの酒類で占められるようになりました。今回紹介するのはサントリーの『角ハイボール』です。当ガイドサイトでは今までアルコール飲料は紹介していませんでしたが、コンビニ限定販売とのことで、今回、当ガイドサイトでも紹介する次第です。
サントリーの角瓶というと、サントリーのウイスキーの中でも『オールド』や『リザーブ』とは一味違う『渋め』のウイスキーですよね(『文士は角瓶を飲む』なんて話もあったような。一応私も三文文士のはしくれ)。就職した頃、同期の社員とよく飲みに行っていましたが、パブで出てくるのはサントリーだとオールドかリザーブ。角瓶が出てくることはありませんでした。そのためか、角瓶は私にとって特別の存在でありました。
あと、角瓶の口は日本のコインが入るほど大きくありませんが、角瓶を貯金箱にしてしまう裏技があるんですよ。大昔、母が飲食店でアルバイトをしていたとき、店に来ていた人からやり方を教えてもらったそうで、母からやり方を聞き、作ってみたことがありました。
最近は小雪さんのCMでも宣伝しているとおり、角瓶を炭酸水で割って、レモンをちょっとしぼった『角ハイボール』という飲み方が提案されていますね。最近では飲食店でも『角ハイボール専門店』みたいなお店を見かけます。
『角ハイボール』の書体は、テレビCM同様、映画字幕フォントのような書体を使っています。また、メタリックな外観は、ハイボールの爽快感を表現しているとのことです。
『角ハイボール』には、原材料にレモンスピリッツと糖類、酸味料が含まれていますが、『角瓶ハイボール』は純粋に水(山崎蒸留所の天然水)とウイスキーで作られています。アルコール分はどちらも7パーセントです。
ウイスキー入門者向けの品です
最近はビールよりも水割り(それも角瓶)を作って飲むことが多いのですが、角ハイボールのほうが甘いです。レモンスピリッツと糖類が入っていることと、炭酸ガスでより甘さが増しているのではないでしょうか。酎ハイに近い味付けではないかと思いました。
甘めの味付けから考えると、純粋にウイスキーを味わいたい人には物足りないでしょう。でも、今まで、酎ハイ・ビール・発泡酒・ワインなど軽めのお酒を飲んでいた人が、これからはウイスキーも飲んでみたいと思ったときに、入門編として飲むには最適だと思います。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。飲酒は20歳を過ぎてから。