ミルメークの最大のライバル登場か!?
牛乳の栄養価は誰もが認めるところ。給食に必ず添えられているのも当然でしょう。ところが、お腹がゴロゴロする、味やにおいがイヤなど、牛乳を苦手にしている人も多いかと思います。そこで、少しでもおいしく、飲みやすくする方法として、おなじみの『ミルメーク』(大島食品工業製)は誰もがご存じだと思います。この手の牛乳調味品としては、ほぼ独占状態だと思います。
ミルメークとの大きな違いは、一般的なミルメークが粉末(見たことはありませんが、液体のミルメークもあるらしい)であるのに対し、液体のポーションタイプであることです。混ぜやすさを考えると液体のほうが良いですが、運搬を考えると粉末のほうがよいでしょう。ここから考えると、『牛乳にまぜよう』は、給食用ではなく、家庭用であることがわかります。
ミルメークは1袋(8g)当たり31kcal、牛乳にまぜようは、いちご味(22g)で47kcal、バナナ味で50kcal(22g)になっています。
味・量は幼児向けか?
味も甘め、フルーツ感も高く、牛乳の量を合わせて考えると、幼児から小学校低学年向けの商品といえるのではないでしょうか。
牛乳が子どもの発育に適していることはわかりますが、その入口でつまずいてしまっては、牛乳嫌いの子どもが増え、牛乳の消費拡大にもつながりません。そこから考えると、この『牛乳にまぜよう』は牛乳メーカーが牛乳の消費拡大を図るための秘策といえるでしょう。
森永乳業
大島食品工業
牛乳に相談だ。(社団法人中央酪農会議)
日本の酪農(社団法人中央酪農会議)