高原の小枝を大切に!
…は『小森のおばちゃま』こと小森和子さんが森永製菓『小枝チョコレート』のテレビCMにおける名キャッチコピーですね。ちなみに、私が『小枝』で思い出すのは、朝日放送『探偵!ナイトスクープ』の桂小枝師匠でしょうか(しかしまぁ~何ですな~)。それはさておき、4月2日に森永製菓から、小枝チョコレートの新製品『モーニングタイム』と『イブニングタイム』が発売されました。この2品は、大人の女性向け商品として企画されたものです。
『モーニングタイム』は、ヨーグルト味のチョコレートに、ブルーベリーとコーンフレークを練り込んであります。
朝食に食べるフルーツ入りのコーンフレークのイメージでしょうか。朝の忙しい時間でも、糖分を脳に送り込み、ヨーグルトの酸味とコーンフレークの食感で目が覚めることでしょう。
『イブニングタイム』は、カカオリキュールにブランデーとミルクを組み合わせたカクテル『アレキサンダー』をモチーフにしています。ブランデーパウダー使用で、アルコール分を0.5%含んでいます。
就寝前のナイトキャップ代りに口にして、心を落ち着けてからベッドにもぐりこむといった感じでしょうか。大人でないと味わえない『夜のお菓子』ですね。(『うなぎパイ』の春華堂のサイトによると、『夜のお菓子』とは家族団らんで食べるお菓子という意味だそうですが)
香りの効果がわかります
中身です。長さは通常の小枝チョコレートより長く、ポッキーやプリッツ等のスティック菓子並みの長さです。
味はパッケージ等から推測できますし、味もその通りなのですが、特筆すべきは『香り』です。香りがとても強いのです。もちろん不快な香りではなく、おいしい香りなのですが、小袋を開けただけでまわりに香りが漂います。
そこで、どうしてこのような香りがつけられたのか考えてみました。結論から言いますと『嗅覚は拒否することができない』からではないでしょうか。視覚(目)は目を閉じれば見なくて済む、聴覚(耳)も耳をふさげば聞こえなくなる。味覚(舌)も然り。ところが、嗅覚(鼻)だけは拒否することができないわけです。一時的に鼻をつまんで匂いをかがないことはできますが、ずっとその状態では息ができなくなってしまいますからね。
『モーニングタイム』は、これからの朝寝が心地よい季節、食欲はなくとも、時間がなくとも、良い香りで一口食べたくなってしまうことでしょう。もちろん『イブニングタイム』のほうも、カカオとブランデーの香りで、心地よい眠りにつくことができると思います。アロマテラピーではありませんが、香りというものの特徴を知ることができた商品でありました。
探偵!ナイトスクープ(桂小枝出演番組)
グリコ『ポッキーG』強度試験(小枝チョコも実験対象です)