セッティングから調理終了まで
私もお湯を多めに入れましたが、いつもはしょっぱくて飲めないスープを全部飲むことができました。
今後の展開を考える
今回この『カップヌードル リフィル』を購入したときに気になったことがあります。コンビニでリフィルだけを販売していたのが1店舗しかなかったことです。今後安定してリフィルが供給されなければ、せっかく購入したカップが無駄になってしまわないでしょうか。そこから考えたのがパソコンのプリンターの詰め替えインクのような『消耗品ビジネス』への発展です。現在、リフィルとして販売されているのはオリジナルのカップヌードルとシーフードヌードルだけですが、同じ規格で他社からも詰め替え用リフィルが発売されると、食べる側にとってはバリエーションがたくさんあってうれしいと思います。
逆に、リフィルのサイズに合わせたカップがパソコン(IBM互換機)のように、サードパーティから販売されるかもしれません。ここまでくると、カップと中身は完全に分離し、カップ麺もハードウエア(カップ)とソフトウエア(中身)を自由に組み合わせて楽しめるようになるでしょう。
袋麺時代はドンブリと中身が別というのが当たり前だったので、カップと中身が分離すること自体はあまり驚くことではないでしょう。それよりも『カップと中身は一体である』というカップ麺の常識を破壊したのが、カップ麺を開発した日清食品ということが一番の驚きではないでしょうか。
日清食品