以前から気にはなっていましたが
1971年に発売されたカップヌードルは、日本の即席麺業界におけるエポックメイキングな商品であるとともに、日本の食文化を変えた食品であるといっても過言ではないでしょう。
カップ麺は、箸とお湯さえあれば、いつどこでも食べられるという簡便性は非常に便利ではありますが、カップは使い捨てなので、ゴミがかさばること、大多数のカップはスチロール製なので、石油資源を消費してしまうことも気になります。
そんな昨今の環境問題や資源問題に対応した製品が発売されました。それもまた即席麺のパイオニアである日清食品からです。商品名は『カップヌードル リフィル』、詰め替え型カップ麺です。
今回は再使用可能なカップ『マイ・ヌードルカップ』とのセットで『スターターパック』(トレーディングカードゲームみたいですね)としてコンビニの店頭に並びました。カップのラベルは交換可能、日清食品の製品サイトからダウンロードしたり、オリジナルラベルを作ることもできます。
こんな風に作ります
スターターパックに作り方の図解が出ています。それを見ても簡単に作ることができますが、実物の画像でお目にかけたいと思います。
フタの大きさが10cm角くらい、高さは5~6センチ程度と普通のカップヌードルに比べコンパクトです。真空パック包装だそうです。
フタを開けたところです。具がまったく見えませんが、その理由は後で。
カップを逆さにして、麺の上にのせます。
カップをひっくり返し、中身をカップに移します。真空パックなので、ストンとカップには落ちません。パックを指で押して中身をあけますが、力のかけ方に若干コツが必要だと思います。カップに詰め込んでしまい、麺をカップの底まで落としてしまうと、カップヌードルの特徴である『麺の中空保持構造』が損なわれる不安があると思ったからです。