味覚…『格差社会』の始まりか?
今年の缶コーヒーは『濃く甘く』か『ブラック無糖』の両極端だった気がします。特にUCCとJTは多数のブラック無糖コーヒーを販売しました。このブラック無糖コーヒーブームは1992年カネボウフーズ『ベルミー・カフェエクリュ』に始まるブームの再燃かと考えましたが、前述の『棲み分け』の結果、UCCもJTも得意分野に収まったと考えたほうがよいのでしょうか。また、そろそろ甘さに飽きてきたこと、景気が良くなって仕事が忙しくなったため、のんびり甘いコーヒーを味わうよりも、気持ちを引き締めるために無糖コーヒーを飲みたい人も増えてきたのでしょうか。容器とパッケージ・・・容器のバリエーションは少なく
パッケージで特筆すべきはキリンファイア『挽きたて工房』でしょうか。よーく見ると文字の位置が違っており、1商品につき各3パターンあります。ニュースリリースによると、『出来たて出荷をイメージさせる、缶の素材を生かした手作り感あふれるデザインに仕上げました。むき出しの缶にラベルを貼っただけのシンプルなデザインにより、より品質を訴求していきます』とのことです。あまりにも違いが微妙すぎて困っておりますが。