コンビニグルメ/ソフトドリンク

ガラスびんで飲んだあの日 Vol.2

キリンの『ポストウォーター』といえば、ユニークな味とワンウェイボトルで記憶に残るソフトドリンクでした。今回は、ポストウォーターのガラスびんをお目にかけます。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

二代目は初代と違います

5月16日にキリンビバレッジから『ポストウォーター』が発売されました。ポストウォーターというと、1990年前後に販売され、ユニークな味とボトルで現在でも記憶に残るソフトドリンクでありました。

初代はスポーツドリンクでしたが、今回は食物繊維飲料ということで、中身は全く違います。もう一度初代のポストウォーターを飲んでみたいと思いますが、同じ味で出ていないということはアレなんでしょうねぇ。

1980年代後半のコンビニエンスストア普及から1990年代半ばの小容量PETボトル解禁までは、ワンウェイボトル全盛期でありました。その中で、キリンのワンウェイボトルは、ユニークなデザインが多く、キリンだけで大展覧会ができるほどです。今回は、ポストウォーターというネーミングが再び使用された記念(味が違うのであえて再発売とは書きません)として、ポストウォーターのワンウェイボトルをお目にかけます。

人間『科学』飲料ということで

キリンポストウォーター フラスコ
ポストウォーターというとやっぱりこれでしょう。現在では到底考えられないデザインです。かさばる大きさなのに、コンビニに並んでいたのですから驚きです。

キリンポストウォーター 初代グリップボトル
当時はまだコカ・コーラの1リットルびんが普通に使用されていましたので、この『グリップボトル』も大きさについては違和感がなかったと記憶しております。右利き用しか売っていなかったのが残念です。

キリンポストウォーター 二代目グリップボトル
パッケージリニューアルの際、フラスコは消滅しましたが、グリップボトルは残りました。私は初代のほうが好きでした。

キリンポストウォーター ツイストボトル
フラスコの代わりに発売されたのが『ツイストボトル』。フラスコやグリップボトルのようなユニークさが無くなっています。PETボトルが増えていった頃で、なかなか入手できませんでした。

視覚が味覚を増幅させる?

このポストウォーター、味も記憶に残る味でしたが、ユニークなボトルがその記憶をより強烈にしていると思います。新ポストウォーター、味はともかく、ボトルだけでも復活してもらえないものでしょうかね。

新ポストウォーター(キリンビバレッジ)
ポストウォーター(The Archive of Softdrinks)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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