はじめに

バブル景気が終わって15年くらいですか。『失われた10年』を過ぎ、日本の政治も経済も大きく変わってしまいました。ソフトドリンク業界もいろいろ変わったところがあると思うのですが、その中でも容器の変革は大きいのではないかと思います。

バブル景気の始まった1980年代後半から解禁されたペットボトルはソフトドリンク容器の主流となりました。その陰で『リターナブル(再使用可能)びん』と呼ばれるガラスびんは、飲食店や宴会場などの業務用ばかりとなり、家庭や駄菓子屋などで見かけることはほとんど無くなりました。

このたび、所蔵しているガラスびんのコレクション写真を撮影いたしましたので、シリーズでリターナブルびんを中心としたソフトドリンクのガラスびんを紹介していこうと思います。第1回目はペプシコーラです。

ペプシコーラを求めて西へ東へ

ペプシコーラは私のソフトドリンク収集歴の中でも思い出が多いソフトドリンクです。10年くらい前まで、なぜか新潟県長岡市近辺にびんの自販機が何台か残っており、『戊辰戦争とペプシコーラ』というエッセーを書いたこともありました。

ペプシコーラ英語ロゴ側ペプシコーラ日本語ロゴ側
子ども時代を高度経済成長期に過ごした人たちには懐かしいロゴのびんでしょう。王冠の裏のビニールをめくって『10円』とか書いてあると、お金がもらえるキャンペーンがあったのを覚えています。このびんは、1991年6月、雲仙普賢岳爆発の翌日、長崎旅行に行ったとき、長崎駅前の食堂でお店の方を拝み倒して譲っていただいたものです。ところがその夏、新潟に戻ったら、ペプシコーラの営業所にまだたくさん置いてありました。

ペプシコーラ
これも1991年の夏頃、埼玉県蕨市の酒店で入手したものです。当時住んでいた首都圏においては、こちらのロゴのほうが一般的でした。そんな状況の中、長崎旅行で旧ロゴのびんを見つけたので、どうしても入手したくなったのでした。

For New Generation

ペプシコーラ
これは1991年のロゴ変更後に販売されたものです。1996年にはペプシコーラ誕生100周年記念として『ペプシマン』が登場いたしました。アメリカンコミック風のキャラクターですが、実は大貫卓也氏の作った日本限定のキャラクターなのです。

ペプシコーラ
1998年にサントリーがペプシコーラを販売することになった頃に入手したものです。今までのデザインと異なり、宇宙に飛んでいってしまいそうなデザインになっています。現在も業務用として使用されているものです。

ペプシコーラの姉妹品といえば

コカ・コーラの姉妹品といえばファンタですが、ペプシコーラだとミリンダになるのはご存知だと思います。ミリンダも写真撮影しておりますので、いつかお目にかけたいと思います。

ペプシコーラ公式サイト
ペプシコーラ(The Archive of Softdrinks)
戊辰戦争とペプシコーラ(The Archive of Softdrinks文藝館)