飲料業界初か?国産ブランドのダブルネーム
今年の復刻堂シリーズで一番の話題はダイドードリンコとサッポロ飲料のコラボレーション『復刻堂リボンシトロン』でしょうか。サントリーがペプシコーラを販売するように、海外ブランドを日本のメーカーがライセンス生産することはありますが、国産メーカーのブランドを他社が借りて商品を販売するというのは初めてだと思います。昭和の香りがプンプン
この『復刻堂』シリーズ、すでにご存知とは思いますが、決して過去に発売された商品のリバイバルではありません。『昭和時代の清涼飲料水』のイメージで企画されたものですが、そのイメージはパッケージだけではありません。香りや味付けにも強く感じます。たとえばアイスコーヒーですが、最近の缶コーヒーと比べると、いかにもコーヒーだぞという香りがします(といっても香料を使っていないのがダイドーのすごいところ)。また、とっても甘いです。フルーツオレも飲んでみましたが、ミルク感が強く、これも甘く作ってあります。私が小さい頃、甘い飲み物はめったに飲ませてもらえなかったのですが、銭湯のフルーツ牛乳って、とても甘くてぜいたくな物でしたよね。その当時を思い起こすのに充分な味だと思います。復刻堂には『世代を超えたファミリーブランドの確立』という目的もあるそうですが、『甘いもの』はどの世代でも好まれると思います。シニアの方は小さいときになかなか飲めなかった『あこがれの甘さ』を思い出し、ヤングにとっては、『昔ながらの甘い飲み物』ということで目新しさがあることでしょう。こうやって『日本人の味の記憶』は世代を超えて引き継がれていくのだと思います。
ダイドー復刻堂公式サイト
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リボンちゃん公式サイト(サッポロ飲料)
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リボンちゃん(The Archive of Softdrinks)
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