『新潟ラーメン』の定義とは?

ご当地ラーメンといいますと、各地にたくさんあると思います。札幌ラーメン、喜多方ラーメン、博多ラーメンなどが有名ですが、『新潟ラーメン』というラーメンは厳密にいうと存在しません。新潟市は煮干をつかったあっさり味(ex.中華のカトウ、三吉屋)、三条市・燕市という県央地区では背脂たっぷりの極太麺(ex.杭州飯店、福来亭)、長岡市では濃い目の醤油ダレと(ex.青島食堂)、地域によってタイプが異なります。
エースコック・新潟でみつけた煮干背脂系醤油ラーメン
そんな新潟のラーメンですが、最近コンビニで見つけたのが昨年12月20日にエースコックから発売された『新潟でみつけた煮干背脂系醤油ラーメン』です。新潟のラーメンの三大要素を合体させたラーメンなんてあるのかな?と思いましたが、県央地区のラーメンがこれに当たるようです。(最近外食が皆無なので、よくわかりませんでした。すみません)

背脂専用袋が付いています

エースコック・新潟でみつけた煮干背脂系醤油ラーメンの内容物
内容物の写真です。袋は左から背脂、かやく、醤油味のスープです。背脂の袋がスープよりも大きいのが期待を抱かせます。麺は太麺ですが、きしめんみたいな感じで、杭州飯店や福来亭のラーメンの特徴である『ウドンみたいな極太麺』でないのが残念です。

三位一体なれど新潟ラーメンに非ず

エースコック・新潟でみつけた煮干背脂系醤油ラーメンのでき上がり

これができ上がりです。背脂はカップにあけてみると意外に少ないです。食べたときが風邪気味だったせいもありますが、煮干の香りや味も少なかった気がします。かつてカネボウから煮干ダシの『新潟市』風ラーメンが出ていたことがありましたが、これは煮干が強烈でした。最初に県央地区のラーメンのようだと書きましたが、そうでもないようです。
煮干・背脂・醤油という新潟県各地のラーメンの特徴を合体させたラーメンではありますが、結果として新潟のラーメンではなくなっている気がします。やはり3つの地域別々でカップ麺にしてほしいと思います。
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