今年は4年に一度の五輪の年です。おまけに今年は近代五輪発祥の地、ギリシアのアテネでの開催です。それに合わせてなのか偶然なのか、国内有名メーカーのスポーツドリンクが一斉にリニューアルいたしました。今回は、リニューアルされた各社のスポーツドリンクについて、特徴を解説し、最近のスポーツドリンクの傾向や、今後のスポーツドリンクの進む道について考えてみたいと思います。

●ポカリスエット(大塚製薬)



国産スポーツドリンクの元祖であるポカリスエットも発売から25年経ちました。それを記念して宇宙から見た地球をデザインしたボトル缶『地球ボトル』が発売されました。以前から地球と水にこだわったテレビCMを放送し、数年前には日本初『宇宙CM』まで放送したポカリスエットですが、今回の『地球ボトル』も地球と水にこだわったわけです。

ポカリスエットは医療用輸液(大塚製薬は医療用輸液では最大手)からヒントを得て開発されたという話ですが、発売当時のテレビCMは運動時の水分補給よりも、『二日酔いの翌日飲むと良い』という宣伝しか記憶が無いのです。きっと大塚製薬の社員が二日酔いの時に輸液を飲んだか点滴して思いついたのではないかと考えております。きっとそうに間違い無い!

●ミウ(ダイドードリンコ)



海洋深層水を使用したスポーツドリンクとして登場したダイドー・ミウも5年目のシーズンです。深海生物のフィギュアをオマケに付けたときもあったほど、こちらは『海』にこだわっているスポーツドリンクです。今年は最近流行の『にがり』(原材料的に言いますと粗製海水塩化マグネシウム)も入っています。にがりを入れたことにより、現代人が不足しているミネラル分を補給しようという目論見なんですね。ミウの硬度は350と書いてありますが、これはミネラルウォーターだとヴィッテルくらいの硬度になります。

●アクエリアス(コカ・コーラ)



日本国内ではポカリスエットの一番のライバルであるアクエリアスもリニューアルされました。コカ・コーラは五輪のオフィシャルスポンサーでもあるせいか、今年のテレビCMはやたら『運動』にこだわっている気がします。何たってCM曲が運動会の定番BGM『クシコス・ポスト』(邦題『クシコスの郵便馬車』)ですからね。カロリーオフ、アミノ酸、海藻エキス(確か昆布エキス。前から入っていた)という最近のトレンドはだいたい押さえています。



運動で思いついたのが台湾版アクエリアス『水瓶座』です。缶に『運動飲料』と書いてあります。