ここ数年話題なのが、浪花屋製菓の『柿チョコ』と『ホワイト柿チョコ』でしょうか。柿の種をチョコレートでコーティングしたものですが、柿の種とチョコが意外にマッチしています。他社(どこの会社か聞き漏らしましたが)でもブルーベリーチョコをコーティングした柿の種を工場のアウトレットで売っていたという話を聞いたこともありますので、ヒットしているのでしょう。
そして今回紹介するのがブルボンの『チーズ柿種』と『マヨ柿種』です[『柿の種』ではなく『柿種』(かきだね)]。先日花見の帰りに近所の食料品店で発見いたしました。職場とは逆の方向にある店なので、滅多に行かないのですが、花を愛でながら散歩をしていたらちょうど店の前まで来たので、おやつに食べる菓子パンを買いに入って見つけてしまいました。
チョコレートのコーティングは、スナックとかで柿の種とチョコをいっしょに食べてしまった経験があるので、味がどのようなものかわかっていたのでまだ許せましたが、乳製品(チーズ)と乳化物(マヨネーズ)のコーティングですから、それが柿の種の味と合わさったとき、どのような味になるのか見当がつかなかったです。
ちょっとホワイトバランスの悪い写真で申し訳ありませんが、左の黄色っぽいのがチーズ柿種、右側がマヨ柿種です。
まずはチーズ柿種。チーズクリームですので、まろやかな味です。柿の種はピリ辛になっているそうですが、そうは感じませんでした。味としては、柿の種とチーズ鱈をいっしょに食べた味でしょうか。食べられない味ではありません。
次にマヨ柿種。こちらもチーズ柿種同様まろやかな味です。こちらは柿の種が辛く感じました。でも、普通の柿の種のような醤油の味を感じませんでした。原材料にはちゃんと醤油も書いてあるのですが。こちらは柿の種とマヨネーズの付いたさきいかといっしょに食べた味です。
この2品、酒を飲みながらおつまみとして食べるのには合うと思いますが、子どものおやつとして食べるものではないと思いました。おやつには『チョコ柿』でしょう。酒もビールよりもウィスキー。スナックの乾き物のおつまみで出すとピッタシだと思います。ただ、長続きする商品ではないと思います。見つけたら速攻で買って食べましょう。