次は『どん兵衛 コクだしちゃんぽんうどん』です。フタをめくると、粉末スープ、かやく、炒め風香油が付いています。粉末スープとかやくはお湯を入れる前、炒め風香油は食べる前に入れます。
できあがりです。具は香港風みそカップヌードルよりも少ない気がします。もう少し具が多くても良かったと思いました。カマボコや大きな蛸が入っているのが長崎風なのでしょう。麺も普通のどん兵衛より、太めだと思います。幅が広いようです。
味はこちらもあっさり目になっています。炒め風香油が入ってはいますが、脂っこくはありません。香りづけにちょうどよい油の量だと思います。こちらも全部食べあげることができました。
できあがりを見ましたらこの2品、具がそっくりというのに気がつきました。まあ、ちゃんぽんを考案したのは長崎の中国料理店の人なのですから、似るのは当然でしょう。しかし、カマボコが入っているというのが、いかにも日本的だと思いました。
どちらの品も、割合良い出来だと思います。映画『慕情』を見ながら、オペラ『蝶々夫人』を聞きながら食べて、悲恋のヒロインになりきってみてはいかがでしょうか。