コンビニグルメ/インスタントラーメン

カップヌードル歴代の『あの味』が復刻版で発売! カップヌードル発売30周年

来る9月18日は1971年に日清食品から世界初のカップ麺『カップヌードル』が発売されてちょうど30年、カップヌードルシリーズの過去に発売された商品の限定復刻版が販売されました。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

来る2001年9月18日は、世界初のカップめん『カップヌードル』が日清食品から発売されてちょうど30年になります。1971年というと高度経済成長の真っ只中、誰もがこの経済成長は永遠に続き、明るい未来を信じて疑わなかった頃です。1958年に『チキンラーメン』を世に送り出した日清食品の創業者、安藤百福会長が再び世に問うた衝撃の品でありました。

カップヌードルの誕生は日清食品のサイト「ラーメンわーるど・なぜなぜタウン2丁目」(http://www.nissinfoods.co.jp/ramen/package/)に詳しい経緯が掲載されていますが、インスタントラーメンを日本だけの商品にとどまらせず、国際的商品にしたかったこと、「フォーク・ナイフの文化圏では箸も丼も使わない」という食文化の違いなどがカップヌードル誕生のきっかけであったと記されています。確かにテレビCMを見てもヤカンは出てきますが、箸や丼は出てきませんね。

このように食文化研究的にも興味深いカップヌードルですが、このたび、発売30周年記念商品として、1988年発売の『カップヌードル・ビアンコ』と1991年発売の『カップヌードル・ブタホタテドリ』が復刻再発売されました。



上記写真が復刻限定版を購入したときの集合写真(笑)です。ビアンコとブタホタテドリだけかと思いましたら、ローソンでは『チキンヌードル』『ビーフヌードル』『みそ』もいっしょに売っていました。ちなみに、チキンヌードルは1981年、ビーフヌードルは1987年、みそは1992年に発売されたそうで、過去に販売されたカップヌードルシリーズは全部で47種類とのことです。

この5種類のうち、どうしても味を思い出せなかったのが『ビアンコ』でした。ということで、今回はこれを食べてみることにしました。『ビアンコ』とはイタリア語で『白い』という意味。イタリア料理のイメージで作られたようです。パッケージもよく見ると、ロゴも緑と赤のイタリアンカラーが使われています。
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