まずフタを開けて具を確認しました。ちゃんぽんにつきもののイカとカマボコはもちろん入っています。あとはネギとシイタケというシンプルな具です。次にお湯を注いでスープの色を確認しました。スープは白濁スープではありませんでした。辛そうな色ではありますが、同社『辛ラーメン』のように唐辛子で真っ赤ではありません。実際飲んでみても、普通のラーメンスープに比べれば非常に辛いですが、辛すぎて完食が難しい辛ラーメンよりは辛くありません。
最後に麺を確認しました。ちゃんぽんというとうどん風の太麺ですが、これは普通のラーメンの麺でした。太麺好きな私にとっては、せめて『どん兵衛』くらいの太麺にして欲しかったです。結論として、この『韓国風・辛ちゃんぽんめん』は、『辛ラーメン』のマイルド版という位置づけなのではないかと感じました。また、韓国というと焼肉というイメージが強いですが、キムチには発酵のために塩辛をいっしょに漬け込むこともあるそうなので、シーフード味というのもアリなのでしょう。
経済のグローバル化や、インターネットが一般的になるにつれて、国境の垣根がだんだん低くなっていますが、そのような背景があったからこそ、今回のようなカップ麺が出てきたのでしょう。近いうちに、国をまたいで共通の食品の話題で盛り上がるのも時間の問題かもしれませんね。
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