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缶コーヒー秋の懸賞総チェック!

秋から冬の風物詩といえば缶コーヒーの懸賞が思い浮かびます。今年もまた飲料メーカー各社は大々的に秋の懸賞を行いました。どうして缶コーヒーの懸賞が過熱してしまったのでしょう。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

秋から冬の風物詩といえば缶コーヒーの懸賞が思い浮かびます。今回は缶コーヒー懸賞の過熱原因を振り返るとともに、今年の賞品の傾向も考察したいと思います。

 缶コーヒーのグッズ懸賞ですが、コカ・コーラのジョージアは1990年頃より毎年秋に懸賞を行っていました。賞品は雑貨品が多かったのですが、これが衣料品になったのは、1994年秋に実施された『男の休暇50万円キャンペーン』です。そして1995年秋の『やすらぎパーカープレゼント』は、当時CMキャラクターだった飯島直子の人気もあり、驚異的な人気となりました。それに加え、サントリーの『ボス』で革製ジャンパー『ボスジャン』を賞品にしたことから、缶コーヒー秋の懸賞が過熱するきっかけとなったわけです。

 さて、今年の懸賞はどのような賞品でしょうか。会社ごとに説明していきましょう。まずはコカ・コーラから。『セーターがあるさコート』というコートとセーターが賞品です。衣料品路線を継承しているのでしょう。次にサントリーのボスは、昨年同様携帯電話第2弾『ボス電2』です。着メロはもちろんボスのCM曲になっています。ダイドーもサントリー同様携帯電話が当たりますが、こちらは『ジョン・レノン電』です。

 あと電子機器を賞品にしているのがアサヒワンダとネスカフェとJT。アサヒはAM/FMチューナー付きCDプレイヤー、ネスカフェは『プレステ』、JTは『オリジナルBOSEサウンドシステム』です。JTは別コースでオリジナルフライトジャケットも当たります。

 残るはキリン、UCCとポッカです。キリンはファイアCMソングのCDプレゼント、UCCは来春オープンするユニバーサルスタジオへの招待というオーソドックスな賞品です。意外なのがポッカでして、発売30周年を記念して、復刻版のポッカコーヒーをプレゼントします。これが今年の缶コーヒー懸賞で一番の変わり種ではないでしょうか。

 当てる方も過熱してしまって一生懸命缶コーヒーを飲みますが、実は懸賞の期間のコーヒー代で携帯電話が買えてしまいます。あまり熱くならないように気をつけましょうね。

日本コカ・コーラ - http://www.coca-cola.co.jp
サントリー - http://www.suntory.co.jp
ダイドードリンコ - http://www.dydo.co.jp
アサヒ飲料 - http://www.asahiinryo.co.jp/
ネスカフェ - http://www.nestle.co.jp/
JT(日本たばこ) - http://www.jti.co.jp/
キリンビバレッジ- http://www.beverage.co.jp/
UCC上島珈琲- http://www.ucc.co.jp/
ポッカコーポレーション- http://www.pokka.co.jp/
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