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世界パティスリー2009/IPGP(2ページ目)

2009年3月14日(土)~15日(日)に開催される「世界パティスリー2009」のチケットが2009年2月14日より発売が開始されるので、記者会見の模様とともに、ご紹介します。

下井 美奈子

執筆者:下井 美奈子

スイーツガイド


世界パティスリー2009 記者発表 内容レポート

(写真右から)中島眞介氏、望月完次郎氏、石田純一氏、秋城俊徳氏、辻口博啓氏、野田朋宏氏

○記者会見 フォトセッション(敬称略)
 スペシャルサポーター 石田純一
 特別協力委員 望月完次郎
 特別協力委員 辻口博啓
 日本代表 味覚審査員 中島眞介
      選手 秋城俊徳
      選手 鍋田幸宏
      選手 野田朋宏

◇Q&A(敬称略)

司会:本大会が迫ってきましたが、ずばり、見どころは?
辻口:ワールドカップというのは日本初、アジア初でもある大会です。わが国で行われる意味をひしひしと感じています。そして、すでにワールドカップで活躍されている方たちがたくさん来るので、楽しみです。期待しています。

司会:クープ・デュ・モンド、WPTC、と今回の世界パティスリーの大きな違いはなんでしょうか?
望月:大会のルールはかなり似ています。ただ、ピエスモンテの高さを150cmまでと制限をしています。世界大会では大きいものが評価されがちで、2mとなるものもありますが、今回は高さに制限をつけ、制限がある中で如何にすばらしいものを作るか、というところがポイントとなっています。また、ガトードボワイヤージュも課題の中に入れました。

司会:どの国の選手団に注目されていますでしょうか?
辻口:どの選手団にもチャンスがあると思います。大会の主催国が初めの年に優勝するというような定説もありますけれども。フランスの大会では、フランスのチームにたくさん協賛企業がついていて、ジャッジがクリアなのかという、いろんな難題もありました。この世界パティスリーでは、オープンジャッジにして公平性を大事にしたいです。ジャッジに対してもジャッジをしていくようなクリーンな大会にしていきたいです。また選手たちがよりストレスがなく臨めるようにサポートしていきたいと思っています。ここに集まったパティシエたちが代表選手のために走ります。例えば、材料手配に関しても、外国のものでも欲しいものがちゃんと手に入るようにしたり。自分自身がワールドカップで賞をとった経験を元に、選手たちにはストレスを感じないようにしていきたいです。

司会:今回この3名を日本代表団として選出させた理由をお聞かせいただけますか?
中島:自分一人で選んだわけではないのですが、辻口さん、望月さんなどにも助言をいただいて決定しました。若い人たちに頑張ってもらいたいと思い、3人とも30代の方を選ばせていただきました。秋城シェフは、ほんとに努力家で飴細工が得意だったり器用ですね。世界に飛び出して欲しい一人です。鍋田シェフは、こつこつと一生懸命に頑張る方で、今年のジャパンケーキショーのチョコレート部門でも優勝されました。野田シェフは関西の方なのですが、飴やチョコなど何でも出来るマルチな才能を持っています。今回は味覚の方を担当してもらう予定なのですが、味覚のほうも大変優れています。いつ世界のスーパーマンとぶつかっても負けない選手だと思います。

司会:中島シェフの期待を背負ったお三方ですが、お一人ずつ、簡単に本大会への意気込みをお願いいたします。
秋城:日本代表に選ばれたことを誇りに思っています。本大会はチーム戦なので、良いチームを作っていきたいと思っています。
鍋田:ほんとに光栄です。3人で力を合わせて作品を作り上げ、良い結果を残したいと思います。
野田:お二人もおっしゃっていますが、私も代表に選ばれたことに感謝しています。開催国ということもあるので、3人で協力して必ず優勝したいです。

*日本の選手にも頑張っていただきたいですね!

次のページでは開催概要をご紹介します。
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