カリフォルニア・レーズン大賞「reluire raisin」
坂下 寛志氏(モンサンクレール)
ジェフリーN.マクニール氏(左)と坂下 寛志氏(右) |
「カレンツなど色々なレーズンの使用方法に気を使いました。例えばレーズンに軽くオレンジの香りをつけるなど、水分のバランスにも注意しました。」
「マスカルポーネとレーズンのムース、レーズンのジュレ、レーズンのジョコンド、パッションピューレを使用したトロピカルクリームで軽さを出しました。また、モンサンクレールでも使用しているゲラントの塩をパートシュクレに入れ、味のアクセントにされています。「精製した塩では出ない風味なので必ず自然塩を使用しています。」
ケーキについて説明される坂下氏は、物腰が柔らかい方。
通常、自由が丘のお店に、いらっしゃるそうです。
このケーキが商品化されないか伺ったところ…
「10月くらいに商品としてお店に出す予定です。価格は500~550円くらい。」
とのことです。秋が待ち遠しいですね。
審査員特別賞「レーズンのバラドルス」
山口勇二氏(岩国菓房ロワール)
「薄くスライスして召し上がって欲しい。」「一ヶ月は保存ができるお菓子です。」「一つ1260円かな。安いでしょ!」とユーモラスに話してくださった山口氏の笑顔は素敵でした。
また審査員である永井シェフは「このお菓子が大賞でもよかったと思うくらいレーズンのインパクトがあった。」と賞されました。