1.国境を越え愛されるケーキの理由
2.ロサンゼルスにお店ができるまで
3.食材のこだわり&困難な食材購入
4.未知なる可能性を秘めるカフェ
以下
*黒文字「アマンディーヌ」豊島竜太社長
*青文字「洋菓子ガイド」下井美奈子
日本の洋菓子店でよく見かけるショーケースが店内にありますが、どうされたのですか?
日本メーカーのショーケースを電圧、モーターをアメリカのものに変えて輸入しました。
アメリカには、コレだけの質の高いのガラスケースはなかなかありませんから。
また石釜も探しもとめましたよ。
石釜を製作している店を2箇所みつけ、たまたまLAの業者から買いました。石釜で焼いたバゲットは、普通のオーブンで焼いたものとは味が変わりますからね。 また、パンにはぶどうから抽出した天然酵母を使用しています。
クロワッサンやデニッシュも、パリパリ感が保たれるよう、一日のうち時間帯を4回以上に分けて焼いています。
だから美味しいのですね。2年間でこれだけの成果をあげられていらっしゃいますが、今後どのような展望を考えていらっしゃいますか?
まず2店舗目を、ウェストハリウッド近辺につくりたいと思っています。
それは、ここから近いですね(車で約15分程度の距離)
よくオレンジカウンティー(車で1時間程度の距離)に支店を出せばという話もあるのですが、それは考えていません。
近くに同じ店があることで店同士の助け合いもできます。
また分散させずに、一箇所に集中した方が、その土地のブランドイメージはつくりやすいのです。
さらにカフェだけでなく生活提案をできるような会社を目指しています。
ここの店が、ロサンゼルスへのビジネスへの足がけになるよう、今後も自分が切り込み隊長になろうと考えています。
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▼こだわりの石釜
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ロサンゼルスにおける日本の洋菓子店の可能性と、そこから広がる未知なる可能性を感じる「アマンディーヌ」。
アメリカ人をターゲットにした洋菓子店で日本人の前任者がいない中、先駆者的立場で努力と苦労を重ねたからこそ 語ることができる力強い言葉が印象的でした。
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アマンディーヌ
豊島竜太社長
「国境を越え愛されるケーキの理由」についての対談です。
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