富山には「末広軒」や「まるたかや」と言った老舗の人気店がある。これらは透き通った醤油味で、いわば万人好みである。しかし、マニアックな通好みのもっとインパクトのある富山らしい店がある。その名を「大喜」という。

本店は取材拒否のため、あまりマスコミには出ない(最近割と出るようになったようだが)。この「大喜」の特徴はいくつかある。スープが見るからに真っ黒でしょっぱそうなのだが、実際にかなりしょっぱい。そして、最初からかなりの胡椒がかけられている。また、チャーシューが多い。ネギも多い。
■これが「大喜」の中華そば■


メニューは中華そばのみで、小・大・特大とある。小が普通のラーメンの量なので、間違えて大などを注文してはいけない。具のメンマとチャーシューもとにかくしょっぱい。富山の人はこれで大丈夫なのだろうか?と思うくらいしょっぱい。でも、私自身もまた食べたくなっているのだから、その吸引力は強い。

この黒に近いくらい濃いスープが富山には多く、“富山ブラック”などと呼ばれている。「ぼんてん」「めん八」をはじめ、他にもいくつかある。これらのしょっぱさは、他県の人間にとっては異常なほどなのだが、なぜか、また食べたくなってしまうから不思議である。機会があればみなさんもお試しを。

【DATA】店名:大喜 本店 住所:富山県富山市西町6-1-7 営業時間:11:00-21:00 休日:水曜 メニュー:中華そば小600 大900 特大1200

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