モナコ、パリに続く、日本初のマルシェ!
生産者の説明を受けながらマルシェをまわるアラン・デュカス氏(左)。右は、「ベージュ アラン・デュカス 東京」のシェフ、ジェローム・ラクレソニエール氏。 |
2009年6月25日、モナコ、パリに続く、日本初のアラン・デュカス氏のマルシェが、シャネル銀座ビルディング最上階「LE JARDIN DE TWEED」にて開催されました。
「LE JARDIN DE TWEED」とは、シャネルとアラン・デュカス氏のコラボレーションで誕生したフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」のワンフロア上にある、ルーフテラス。毎年、3月~11月まで、カフェ、バーとして一般開放されています。
左から時計まわりに。株式会社 築地ミクリヤ(野菜全般)、川島食品株式会社(北海道・仔牛、長野・兎、千葉・仔豚)、株式会社 政義青果(各地・トマト、茨城・メロン、長崎・ビワ、山梨・桃)、株式会社 築地ミクリア(北海道・福島・アスパラガス)。 |
このテラスで、今回行われたのは、アラン・デュカス氏が敬意を表す、生産者とその誇るべき食材を紹介する、パリのマルシェのような市場。
販売はされませんが、会場には、有機栽培の厳選野菜をはじめ、北海道の仔牛肉、希少な岩手の短角牛、鹿児島の真鯛、伊勢の甲殻類など、日本各地の素晴らしい食材が一堂に会しました。
左:株式会社 グッドテーブルズ 山本謙治社長。中央:アラン・デュカス氏。右:ジェローム・ラクレソニエール氏。 |
これらは、「料理における60%は食材、35%は料理人の腕、そして残りは料理人の才能にかかっている」というアラン・デュカス氏の言葉を受け、「ベージュ アラン・デュカス 東京」のシェフである、ジェローム・ラクレソニエール氏が、5年前のオープン以来、求め続けてきた食材。
「ベージュ アラン・デュカス 東京」の料理を支える、作り手との深い絆であるとも言えるのです。
左から時計まわりに。マルシェ会場の様子。有限会社レクリューズ(フランス・チーズ)でチーズを試食するフランス大使御夫妻。ジェローム・ラクレソニエール氏に案内されるフランス大使夫人。アラン・デュカス氏と話すフランス大使。 |
と言うことは、これら質の高い食材を知ることは、「ベージュ アラン・デュカス 東京」を知ること。当日は、フランス大使御夫妻やシャネルの社長も訪れ、アラン・デュカス氏自らの案内で、山梨のワイン片手に、会場を回られていました。
次ページでは、マルシェ会場で気になった、「ベージュ アラン・デュカス 東京」で使われる食材をご紹介します!