水嶋ヒロさん主演『Room Of King』の撮影裏話。
店内に飾られていた水嶋ヒロさんのサインと『Room Of King』のパネル。 |
そんな「風花東京」で、最近撮影されたのが、水嶋ヒロさん主演の『Room Of King』。“もりじ”こと、水嶋さんがバイトをする花屋さんとして、度々登場しました。
撮影は、定休日の日曜を利用し、長い日は朝8時~22時まで。ラストが変わるかもしれないという流れの上で撮影していたため、とにかくたくさんのシーンを撮っていたのだそう。
そのせいか、撮影隊は総勢30~40名だったそうですが、そのわりには雑談はあまりなく、その分、熱心に植物に見入るスタッフも多く、終始、和んだ雰囲気。
水嶋さんも、待ち時間は、ディレクターチェアーに座り、台本を黙読。声も聞こえない上、衣装のダウンベストのままだったため、いい意味で俳優のオーラが消え、スタッフの中に水嶋さんの姿を見つけるのは、一苦労だったそう。すっかり花屋のもりじになりきっていたのですよね。
そんな長時間の撮影に、メリハリをつけるように現れたのが、脚本・演出を担当する大宮エリーさん。さっぱりした声色で、自分でセリフを言って聞かせ、無駄のない的確な演技指導で、現場にピリッとした良い空気をみなぎらせていたそう。
休憩時間には、TV局が用意した幕の内弁当が、撮影隊のみならず、「風花東京」の人にも配られ、皆で事務所や店内、お店周辺などを利用し、食べたのだそう。また撮ったシーンを見るために、別のお店の軒下にモニターを設置し、監督が常駐していた経緯もあり、スタッフの皆さんが丁寧に、まわりのお店や住民の方々に挨拶をしてまわっていたそう。
「風花東京」の花部門のスタッフの方が作って下さったアレンジメント。 |
また、今回の撮影は、花屋のシーンだけに、用意した花の数も、なんと合計3,000本。品種指定はなく、色のリクエストのみだったため、それに沿って「風花東京」が事前に用意したのだそう。その中から当日、カメラ映りを考え、最適な色をセレクト。なので、現場には一日中、とても良い香りが漂っていたそう。
ただ、お花は長時間ライトにあたると疲労してしまうため、撮影後は、お店でリボンを結び、スタッフがお持ち帰り。また、水嶋さんが霧島れいかさんの心をつかむため、足湯をしてあげる場面で使われた、まるい芝のアレンジは、残念ながら、TV局の持ち込みだそうで、こちらで購入できる商品ではないそうです。
「水嶋さんの印象はいかがでしたか?」と、「風花東京」の広報の方にお尋ねしたところ、「背が高くて、顔が小さく、目がパッチリで、さわやか」だったそう。180センチは、ゆうに超えるのではとのこと。
そんな水嶋さんが、こちらの商品で気に入ったのが、小さな赤松の盆栽。撮影の合間に、名前や育て方を熱心に聞き、購入していったそう。
この盆栽に関しては、スタッフの皆さんからもたくさん相談があったそうですが、盆栽は花とは違い、水やりなど、それほどナーバスにならずして育てられる植物。成長する過程でも、自分に与えられた鉢というフィールド内で、やりくりして育つ、お行儀の良さも持ち合わせているそう。なので、家は帰って寝るだけという多忙な人でも、ちゃんと育てられることが多いのだそう。
ヒートアイランド化が問題になる東京で、この盆栽は一役買いそう。そういう意味でも、ここ「風花東京」は、人々を癒し、花や緑が二酸化炭素削減を担うエコロジカルプレイスとして、今後も発展が望まれます。
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緑の外壁に取り付けられた看板。 |
■風花東京
所在地:港区南青山3-9-1
アブリム1F
TEL:03-6659-4093
営業時間
花屋/cafe 9:30~19:30 ※cafeは11:30~
bar 20:00~Last(日祝定休 ※ウェディングパーティーの場合、営業可)
銀座線・千代田線・半蔵門線表参道駅A4出口より徒歩約7分
地図:Yahoo!地図情報
カフェとして機能する昼のカウンター席。 |
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