「FOODEX 2008」で見つけたイタリアからの贈り物!
「FOODEX JAPAN 2008」で見つけた「Billy」のフラワーゼリー。 |
2008年3月11日~14日、幕張メッセで開かれた「FOODEX JAPAN 2008」。今年33回目を迎える、アジア最大級の食品・飲料専門展示会です。この催しは、食にかかわる最新情報を提供する出展者と、それを入手すべく訪れる来場者双方の交流が目的。65ケ国が出展した今年は、入場登録者数96,328人と、食品業界の更なる発展に寄与しています。
この「FOODEX JAPAN 2008」を巡って、最も目に留まった食品が、「Le dolcezze di Billy(ビリー)社」の「Gelatina con Fiori(ジェラティーナ コン フィオーリ)」。南ヨーロッパ最大の花の名産地、イタリア・サンレモで無農薬栽培された花のみを使う、フラワーゼリー&フラワーコンフィチュールです。
口いっぱいに広がる摘み立ての花の香り。
ゼラニウムの花から作られた華やかなコンフィチュール。 |
味わいはゼリー、コンフィチュールとも、イタリアの国花でもあるミモザ、ローザロッサ(ローズ)、ゼラニウム、ジャスミン、ヴィオラの5種類。着色料も保存料も一切使わず、固める素材もフルーツから採った自然のペクチンを使っているため、甘さはとてもナチュラルです。
そして何より驚くのが、口いっぱいに広がる摘み立ての花の香り。たったひとくちでも、長く強く華やかな余韻を残すのが印象的です。見た目の色がどれも淡いだけに、その印象は鮮烈。
花のアロマを最大限に香らせるための2つのこだわり。
5種類のフラワーゼリー詰め合わせ(入れ物は別)。 |
最近は店頭でも、ラベンダーやローズなど花を使ったお菓子をよく見かけるようになりましたが、その大半は彩りだけのことも多く、本来の花の香りはさほどしないということも少なくありません。
では、なぜ「ビリー社」のゼリーやコンフィチュールは、これほど花の香りが生きているのでしょう。
その秘密は、作業工程の早さ。特にゼリーは、畑で花を摘み取ってきてから、洗浄、乾燥、カットまでの全工程が約30分。花が新鮮なうちに、迅速にその風味を閉じ込めます。
その際、こだわるのが、花をいかに小さくカットするか。これにより、花の香りがより際立ち、同時に花びらが口の中に残りにくくなるため、よりスムーズに豊かな香りを楽しめるのです。
花への愛情があるからこそできる広大な畑での作業。
包みの両端に5つの花がプリントされたフラワーゼリー。 |
また、その前段階の花の摘み取りにも、やはり早さが要求されます。なぜなら、畑は60,000平米と広大。ゆっくり畑に出て、目的の花が植わっている場所まで行き、のんびり摘み取り、帰ってきていてら、生花はあっという間にしんなりしてしまいます。
そのため、こちらでは、畑の中にある11,000平米のグリーンハウス(商品を製造する所)を出て、摘み取って帰ってくるまでは約30分。2キロもの花を約10分で摘み取るのが基本です。
実はこれがとても重労働。鮮度を保つためには、一気にその日1日使う花を摘み取るわけにはいきません。何度も何度も畑とグリーンハウスを往復しなければならないのです。
特に夏場は、水分の蒸発や光のダメージも大きいため、摘み取りは朝5時から。花への愛情がなければできない仕事です。
「ビリー社」のゼリー&コンフィチュールは、本日5月15日より、「All About スタイルストア」にて販売開始!
Le dolcezze di Billy/フラワーゼリー
Le dolcezze di Billy/フラワーコンフィチュール
イタリア「I Gusti Vegetali社」のブレンドハーブティー「アルペンの風」