親子丼で火がついた渋谷「はし田屋」の中目黒2号店!

はし田屋
 
ランチの親子丼が行列を作ることでも有名な、渋谷のはし田屋。ここで火がつき、中目黒沿いに2号店を開いたのは、2006年12月のこと。こちらでは2度目の冬となる今年も、相変わらず塩鍋(1,980円)が大人気。つい最近、JALの機内誌(2月号)でも紹介されたばかりです。

あっさりコクありのスープは鶏がら、煮干、豚の脂が決め手。

はし田屋
 
それは、1粒で3度おいしいとも言える鍋。まずは、鶏がら、煮干、豚の脂からとったスープで、豚肉、白菜、カブ、ニラ、豆腐、ネギ、ゴボウを煮込んでいただきます。この時、スタッフが目の前でひとつづつまるめて入れてくれるのが、竹詰めのつくね。これが、蒸したジャガイモを練り込んでいるせいか、パサパサ感がなくとっても美味しい。ふっくらした口あたりに、じわーっと味噌の味が広がります。

はし田屋
 
添えられた緑の柚子胡椒と、唐辛子を混ぜた赤い柚子胡椒が、ピリッとしたアクセントを効かせますが、スープがあっさりしているので、どこまででも食べられそう。でもここでは、ひと通りいただいた後、雪見仕立てを楽しみます。

雪見仕立てとうどんで広がる飽きない楽しみ。

はし田屋
 
それは、スタッフが残りの鍋の上に注ぎ込んでくれる、卵白と長芋のすりおろし。つるつるの白い泡が、あっという間に野菜を覆い隠します。

はし田屋
スタッフが目の前で、竹詰めのつくねをひとつづつまるめて鍋に入れてくれます。
一見、泡は、お菓子で言うツノが立つという状態くらい固めに見えるのですが、いただいてみるとふわっふわ。3~5分煮込んだことで、スープのコクと温度をしっかり吸い上げ、ダシの効いた温かいメレンゲに早変わりします。これを、よく味がしみた極薄のゴボウと一緒に食べると、シャキシャキ感もあり、なんとも美味。

最後のシメは、シソが練り込まれたうどん。ただ、このうどんは、注文を受けてから打つので、鍋をオーダーする際、一緒に注文しておくのがベスト。この3段階を愉しむ塩鍋の他、こちらでは、鶏がらを24時間煮込んだコラーゲンたっぷりの博多風水炊き「白丸」や、つくねを入れた山芋鍋「味噌」、コクのあるすき焼きに仕上げた「かもすき」などもありました。

富士山の溶岩石で焼くジューシーな讃岐コーチン。

はし田屋
 
オーダーは女性2名の場合、鍋と3~4品のアラカルトが目安。お奨めは、「讃岐コーチンぶつもも石焼き」。富士山の溶岩石でジュージュー焼いた讃岐コーチンに、添えられた塩、カレー塩、柚子、わさびなどをつけていただきます。

讃岐コーチンは浅ジメにしてあるため、皮をパリッと焦がす程度で充分。なので中はかなりレアですが、かみ切る時の歯応えと、じゅわじゅわ広がるたっぷりの脂に、くちびるがてかるのも忘れ、夢中になる程です。

「なぜ、溶岩石を使うのですか?」と聞いたところ、「味がしっかり中に入り、逃げないから」とのこと。遠赤外線効果のような感じですね。でも、“美味しい”を作る道具は、その分、手入れも大変。水洗いした石は、いざそれを使おうとしても熱を入れるのに6時間もかかるため、いつも250℃のオーブンの中で、温めておかなければなりません。私達が味わう一瞬の美味しさは、何時間もの待機時間の賜物のようです。

午前3時の閉店まで照らし続ける桜の花。

はし田屋
 
夜は暗くなってしまう川沿いですが、桜祭りの時期は、ぼんぼりが灯り、桜の木を照らします。でも、その灯りも22時まで。なので、この「はし田屋」ではそこからが力の見せ所。お店の壁に取りつけたライトで、午前3時の閉店までずっと眼前の桜をライトアップします。

はし田屋 はし田屋
「はし田屋」のデザートで使う、茨城県の「こだわり家族のこだわり卵」。一般の卵に比べてちょっとオレンジ。 そのオレンジの卵で作った「こだわりの卵のプリン」。

花冷えがするお花見シーズン。温かい鍋は、また格別です。

はし田
2Fの奥の座敷席。ここと窓側の座敷席の間に、通常のテーブル席があります。
<店舗情報>
はし田屋
所在地:目黒区上目黒1-15-8
TEL:03-6278-8248
営業時間
1F:18:00~02:00(LO)
2F:18:00~01:00(LO)
*階が違ってもメニューは同じ
定休日:無休
喫煙可
東横線・日比谷線中目黒駅徒歩約5分
地図:Yahoo!地図情報

※上記すべて取材時(2008年3月)の情報・価格です。

次ページでは、内臓系肉料理が得意なイタリアンレストラン 「バッチョーネ」をご紹介します!