自然栽培にこだわるナチュラル・ハーモニーのレストラン。

日水土
自転車をキュッと鳴らして、白壁の前に止める近所の住人らしき人々。お目当ては、自然栽培野菜。

ここは、自然栽培を世界に広める「ナチュラル・ハーモニー」が、2007年6月25日にオープンさせたショップ&レストラン。

1Fは、自然栽培野菜やこだわりの食材、ナチュラル雑貨などを販売する「結市場(ゆいちば)」。2Fは、この自然栽培野菜を使ったお料理がいただける「日水土(ひみずつち)」。

そして3Fは、「ナチュラル・ハーモニー」が創業以来培ってきた本当のナチュラルライフを伝える「ナチュラル&ハーモニックスクール銀座本校」。こちらでは、代表の河名秀郎さんが定期的にセミナーを開催しています。

野菜本来の持ち味を自然栽培で味わう幸せ。

日水土
では、そもそも自然栽培とは何なのでしょう?

それは、肥料も農薬も使わず、土本来の力だけで作物を育てること。化学、有機にかかわらず、肥料は一切使わないので、3年以上農薬や化学肥料を使っていない土地で有機肥料で育てる有機栽培とは、基本、異なります。

そんな自然栽培で作られた野菜は、日が経つと、部屋に飾ってある花のように枯れてくるのだそう。まさに野菜である前に、植物なのですよね。それと比較して、農薬を使っている野菜は、溶けるのだそう。これだけでも、本来あるべき姿の違いがわかるというもの。

野菜を虫や病気から守るために使ったはずの農薬が、もともと野菜が持っている追い払うすべまで失わせてしまう。野菜を強くするどころか、弱くしているのは、人間なのかもしれません。

日水土
野菜の生かし方を日々考える浅川勇人シェフ。
そんなお話を聞かせてくれたのは、「オー・シザーブル」「アラジン」で川崎シェフとともに11年の長きを歩んだ、浅川勇人シェフ。オープンとともにこちらにやって来て、日々、野菜の生かし方を熟考されています。

その証拠に、2Fの「日水土」で最初に出てきた付け出しの野菜は、パリッ、ポリッと小気味いい音。成田産のエダマメ、茨城産のキュウリ、トマトなどを、静岡産のレモンのコンフィでいただくはつらつ感は、畑をそのままお皿の上に運んできたような生き生きとした味わいを伝えてくれました。

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