料亭の伝統と現代のアーティスティックな文化の結実。
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| 高い塀から頭ひとつ飛び出した花蝶の看板。 | 
そのお膝元には、今も名を馳せる数々の料亭があります。ここが昔、新橋花柳界と言われたところ。
その一角に、料亭の伝統と現代のアーティスティックな文化が結実した未知なる門が存在します。
一歩踏み込めば、そこは艶やかさと妖しさが交錯する世界。
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| 門をくぐればそこは艶やかな世界の入口。 | 人力車が置かれた花蝶の裏口。 | 
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| 壁にかけられた蝶のオブジェが出迎える玄関。 | 玄関の右脇ののれんの先がバーラウンジ。 | 
その名を、「花蝶」と言います。
料亭を覆す、舞台演出家・宮本亜門さんプロデュースの空間。
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ここでのこだわりは、「料亭を覆す」。
もともと老舗の中では比較的入りやすい雰囲気だった「花蝶」ですが、それでも料亭である以上、敷居は高いもの。それをより入りやすく、現代に近づけたのが宮本亜門さんの感性なのです。
日本画家・福井江太郎さんの襖絵に心を移すダイニング。
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それは、玄関から照明を落とした廊下の先。有名なファッションモデル・山口小夜子さんの写真の妖艶な目に見つめられながら下りる階下に広がります。
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これは、新鋭の日本画家・福井江太郎さんの作品。今でこそ、百合の花なども書かれるそうですが、それまではずっとダチョウだけを表現してきた方。
他のダチョウ達がみんな横を向いて一方向に歩く中、時折、一羽だけがとぼけたようにこちらを見ている。なんともユニークで、心惹かれます。
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この伝統と格式をモダンにアレンジした雰囲気の中でいただくのは、和食でも洋食でもない、新たな日本食。
次ページでは、艶っぽい蝶のごとく現代に蘇った「花蝶」提案の日本食をご紹介します!







