シンボルカラーの黄色からウッディ調へと進化させた店内。
街路樹の緑が揺れる窓側席からの景色。 |
「壁一面ビビッドイエローのお店があるよ」と言う友人に連れられ、来てみたのが始まりでした。
その時のインパクトの強さは、今もハッキリ思い出せるほど。奇抜なのに安らげる、ちょっと不思議な快感でした。
北海道のミッシェル・ブラスと同じ椅子をしつらえたダイニング席。 |
そして、お店の成長とともに、島田シェフも30代から40代へ。
年齢に合った落ち着きのある雰囲気にしたいと、10年目を前に店内を一新。シンボルカラーの黄色から、シックなウッディ調へと進化させたのです。
どんな形態のゲストでも気兼ねなく楽しめるダイニングの配置。
一人でも気兼ねなく食事ができる島田シェフご自慢のカウンター席。 |
お店によっては、ひとりだと寂しそうに見える場合もありますが、ここは本当にここの料理が好きでやってくる、一人の時間を楽しむ人と映ります。これもきっとこの島田シェフご自慢のカウンターの成せる技ですね。
このギリシャ製「ラ・トランス・パランス」のウェルカムプレートをはじめ食器はすべて、シェフとマダムが一緒に選んだもの。 |
店内を見渡すと、年配のご夫婦らしきカップルや私達のような友人同士、若い恋人同士など形態がさまざまだったので、このしきりはかなり重宝するのではないかと思いました。
北海道の「ミッシェル・ブラス」でも愛用される高級椅子。
そして、この新しい空間をより際立たせているのが、リニューアルの2年前に入れたというベルギー製の椅子。よく冷えたシャンパンとハーブコーディアル。 |
籐や木製のものは、日が経つとささくれ、女性にとっては大事な服やストッキングをひっかけて台無しにするのではと気が気じゃないもの。でも、ここならそんな心配も無用。ゆったり食事に専念できます。
次ページでは、島田シェフが演出する最高の口福! 夢のデザートをお届けします!