忘れてはならない2冊目のメニューの存在
とびきりおいしかった生ウニとトビウオの卵のスパゲティー。 |
通常、この2冊目は、すべての料理が終わったところで見せられるものらしく、最初にメニューを決める時点では登場していませんでした。でもそれだと、その存在を知らずに1冊目でたらふく頼んでしまい、今更になりかねないですよね。
お店側としては、もし最初のメニューで足りなければという意図のもと準備しているサブ的メニューらしいのですが、実はこちらにも魅力的な料理が満載! なので、後で後悔しないためにも、先に両方を見せてもらい、合わせて注文するのがベストかなと思います。私達はその中から、生ウニとトビウオの卵のスパゲティーを頼みました。
以上、この日は女性2人で、お通し、前菜3品、メイン、スパゲティの6品でしたが、量的にはちょうどいい感じでした。値段も都心とは思えないほど良心的。前菜で900円前後、魚や肉のメインも1300前後と、ちょっと小洒落た居酒屋くらいで設定されています。
ワインもフルボディで、3900円~7900円くらい。地焼酎、地酒もリーズナブルに取り揃えられています。また、それに合うおつまみなる、サーモン、イワシ、鶏モモ、豚ベーコン、鴨などの自家製スモークも準備されていて、お酒好きの男性と行っても、とても楽しめると思います。
また、あまりお酒が得意ではない人へとスタッフの方からお奨めがありました。鳳凰美田という日本酒。熟したメロンの芳香が自慢だそうで、名前の縁起の良さも手伝って、女性には特に人気とのことでした。
客人が年齢を引き上げる大人の隠れ家
それを教えてくれたのは、まだ20才を過ぎたばかりであろう、とても若い女性。聞けば、ここのスタッフはみんなが似た様な年齢だそう。六本木ヒルズのフレンチ店で6年修行していたという一番上のシェフでさえ、30才を過ぎたばかり。ということは、このお店の中で年齢を引き上げているのは客人の方と言えましょう。この日もおそらく30代、40代、50代と思われる人が席を埋めていました。中には、趣味のいいスーツを着たみのもんたさん似の男性が、しきりと若い女性にワインを奨めていたり。まあ、大人の隠れ家たるもの、それもありかなという感じでしたが。
生牡蠣ジュレのせ。牡蠣やアサリなどの貝類を煮出したエキスをジュレにし、生牡蠣にかけたもの。 |
そして帰り。また石畳の道を戻りながら、心もまた現代へと、明日の仕事へと引き戻されてゆくのです。
ああ、それにしても、お通しの生牡蠣ジュレのせはおいしかったな。でもお通しだから、次に行っても出るとは限らない。どうしてもの時は、事前にシェフに相談しなくちゃ! と思いつつ、それをみなさまにもお伝えしつつ、今日はこれにて終了です。
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<店データ>
■かみくら
所在地:新宿区神楽坂3-1
TEL:03-3266-6613
営業時間:12:00~14:00(ラストオーダー) 平日のみ *但し、来店は13:00まで
17:00~22:00(ラストオーダー) 月~土
定休日:日曜日
喫煙可
東西線・南北線・有楽町線飯田橋駅B3出口より徒歩約5分
JR中央線・総武線飯田橋駅西口より徒歩約12分
大江戸線牛込神楽坂駅A3出口より徒歩約15分
地図:Yahoo!地図情報
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